PR
二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: KAT−TUN&嵐&TOKIO【季節小説!】 ( No.12 )
- 日時: 2011/12/14 20:43
- 名前: 凛音 ◆UWWDp/sY22 (ID: is8naGvj)
【クリスマス編 #5】
櫻井「そこの家の、ゆうなちゃんってご存知ですか?」
おばさん「あぁ!ゆうなちゃんね」
二宮「ゆうなちゃん、お父さんとお母さんがいないんですか?」
おばさんの顔が、悲しそうな顔になり俯く
おばさん「事故でね——・・・」
それは、ゆうなが4歳の今頃・・・
母「ゆうな、お祖父ちゃんの言うことちゃんと聞くのよ?」
ゆうな「うん・・・」
父「ゆうなは、いいこだな」
父の大きな掌が、ゆうなの頭をなでる
ゆうな「ママ、パパ、いつ帰ってくるの?」
母「1日したら、帰ってくるわ・・・帰ってきたら、クリスマスパーティーしましょうね!」
ゆうな「うん!ママ、パパ大好き!いってらっしゃい」
母と父は、笑顔で手を振り車に乗り込んだ
それが、ゆうなとゆうなの父、母の
最後の会話だとは
誰も
思いもしなかった・・・
———『お父さんとお母さんが、たった今事故で・・・』
ゆうなは、独りぼっちになった
ゆうなは、親戚の家に預けられた
でも、そこはゆうなにとって
安らぎの場でさえならなかった
(パパに会いたい・・・)
父の顔が、脳裏に浮かぶ
(ママに会いたい・・・)
母の顔が、脳裏に浮かぶ
(どうして、いなくなっちゃったの?)
(クリスマスパーティーしようって、約束したじゃない)
(パパとママの、嘘つき——————)
櫻井「そんなことが・・・」
おばさん「そうなのよ・・・ゆうなちゃん、あれからわらわなくなっちゃって・・・」
二宮「リーダーたちに報告だ!」
と走り出そうとする二人に
おばさん「貴方たち、何者なの?」
という質問
二人は、顔を見合わせフッと笑う
櫻井「僕たちは・・・(ニコ)」
二宮「冬に現れる、妖精ですよ・・・(ニコ)」
二人のアイドルスマイルに、おばさんはイチコロ
櫻井「では、よいクリスマスを・・・」
そう言って、二人は冬の闇の中へ消えていった
PR