二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: KAT-TUN&嵐&TOKIO【KAT-TUNが先生長編】 ( No.89 )
- 日時: 2011/12/28 19:36
- 名前: 凛音 ◆UWWDp/sY22 (ID: is8naGvj)
【KAT-TUNが先生 #15】〜TOKIO〜
〜感動の再会〜
嵐が去ったあと、城島は音楽室へと向かった
ギィィィ・・・
城島「国分ー?」
中には、誰もいない
城島「太一ー?」
国分「・・・リーダー・・・・・?」
ピアノの後ろから、か細い声
城島「国分!?」
裏に回ると、ピアノの足に両腕を巻きつけられた国分
城島「国分!、今、助ける・・・」
国分「やめろよ、リーダー!!!」
城島「・・・でも」
国分「ここで俺を助けたら、嵐になんて言われるかわかってんのか?」
城島「嵐に何言われたっていい、俺はお前を助けたいんだ!」
縄に手をかけようとする・・・と
国分「やめろって言ってんだろ!!??」
国分が怒鳴る
今まで、国分が怒鳴ったことなど一度もなかった
国分「おまえ、TOKIOを裏切るのか!?売られた喧嘩は、買うのが男だろ!?」
城島「・・・・・」
国分「結成日に約束しただろ?絶対裏切らないって。おまえは、TOKIOの期待やプライドを裏切ろうとしてんだぞ!?」
城島「でも、俺は・・・」
国分「おまえは、弱くって、泣き虫で、頼りない。けど、仲間を裏切ったりは絶対しない。仲間を思い、人一倍グループの役に立とうする優しさをおまえは持ってるんだろ?」
城島「・・・・」
国分「その優しさを今、俺のためじゃなく、松岡、山口、長瀬に使うのが、おまえの役目なんだよ」
城島「・・・そんなこと言ったって、俺は何をすれば・・・」
国分「おまえは、自分が何をすればいいのかわかっている。大丈夫、おまえなら絶対わかる・・・俺は、信じてる」
城島「国分・・・」
国分「これは、俺の調査ノートだ」
国分は、自分の後ろを顎で示す
そこには、一冊のノート
国分「見取り図や道具の位置も全て、書いてある」
城島は、そのノートを受け取る
国分「俺は大丈夫だ・・・おまえらを信じているから・・・」
城島「国分・・・」
国分「はやく・・・はやく行けよ!!!」
城島は、出口の前で振り返る
城島「絶対・・・絶対助けに来るから!俺は、おまえを絶対裏切らないから・・・」
国分「・・・ばーろー、そんなこと、しってるよ」
ガチャリ・・・
城島がいなくなり、国分は抑えていた涙を流す
あの、城島が来るなんて思ってもみなかった
本当は、助けてほしかった・・・けど、
城島には、助ける以外にやることがある
それに、俺は
城島を
松岡を
山口を
長瀬を
・・・・・・信じてる
「きれいごと」とぬかす奴らもいると思う
そう思うやつらは、そう思えばいい
だが、
例え、貶されたって
バカにされたって
あいつらは、絶対・・・
俺を
仲間を
裏切らない
そんな、「絆」が
俺たちには
ある