二次創作小説(映像)※倉庫ログ

02.You should do it as that pe ( No.5 )
日時: 2012/01/09 20:32
名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)




「驚いた、まさか都までウチに来てくれるなんてな!」



あたし以外にも来ているとでも言っているような口ぶり。
ああ、もしかして吹雪くんのことかな。

あたしが目だけで吹雪くんを見ると、すぐに気がついてあたしを見つめた。


約、何年会ってなかった?

中学生だったあたしと吹雪くんとの出会い

今でも鮮明に覚えてる。



ねえ知ってた?
吹雪くんには恥ずかしくて言えなかったけど、

あの頃のあたしは全てを君に捧げていたんだよ。



「ああ、あたし今日は挨拶に来ただけなの」

「あれ、もしかして都さんじゃないですか?」
「音無さん?」



こちらも10年前とそう変わらない、音無さん。


久しぶり、と言うと今までどこにいたのかと聞かれた。


「あたし今、白恋の監督のマネージャーやってるの」
「白恋の?!」



円堂くんと吹雪くんが叫んだ声は、グラウンドによく響いた。




大丈夫、判りきっていた反応。
計画通り。







          ( あの人の言う通りにすればいいだけ )