二次創作小説(映像)※倉庫ログ

[My world]001*君と僕が笑った。 ( No.142 )
日時: 2012/02/23 19:15
名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)





「へっ!ちょろいぜ」

「アツヤかっこいい!」


グラウンドに響く俺と花弥の声。

マネージャーでもないのにベンチでひたすら俺を応援しているだけ。
そんな姿が可愛らしくて、ガッツポーズをして格好付ける。


「アツヤ、花弥ちゃんが応援してるからって調子に乗ったら怪我するよ?」

「全力で練習してんだからいいだろ士郎!」


花弥がいる日は全力を出したくなるんだ。

前にそう言ったら、なぜ?と返されたからもう2度と言わねえ!


休憩の合図で皆一斉にベンチに集まる部員たち。


俺はそれをかき分けて花弥の隣を陣取った。



「お疲れアツヤ〜。はい、花弥ちゃん特性スポーツドリンク!」
「毒見した?」
「そういうこと言うアッくんにはあげません。」

「冗談だって」


プク、と膨らんだ花弥の頬を人差し指で突いてやると、
にこっと笑ってドリンクを渡してくれた。


「花弥ちゃんとアツヤくんラブラブ〜」

「荒谷さんやめて〜っ普通に嬉しいから!」




花弥が笑うとみんなが笑う。


俺の大切な、可愛い彼女。





             ( 君と僕が笑った。 )