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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- [キミ/ボクあれ、なに色?]002*一斤染色 ( No.252 )
- 日時: 2012/03/25 10:50
- 名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
- 参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/
「白恋中学2年の守山都さんよ。今日からマネージャーをしてもらう事になったわ。」
瞳子監督の紹介に都は少しモゾモゾとしながら顔を赤くして
「お願いします」と言った。
「都さん、可愛いですねえ〜!」
「ちょっと音無さん、突然カメラを向けるのは失礼よ!ごめんなさい、守山さん」
「い、いえ…大丈夫です。ちょっとビックリしちゃいましたけど…」
突然カメラを向けた春奈に止めをかける夏未へ笑顔を見せる。
あ、初めて笑った。
白恋ってことは、吹雪の知り合い。
さっき瞳子監督は吹雪の紹介だって言ってたっけ?
有望、なんとかって。
「ねえねえ都、白恋でマネージャーやってたの?」
ふと思った疑問を投げかける。
うん、そうだよ。吹雪が都を推したって事はマネージャーやってても可笑しくない訳だし。
都は眉を「八」の字にして私を正面から見る。
「いえ…あたし、弓道部でしたので…」
「弓道?!カッコイイですね都さん!!」
なにゆえマネージャーに推薦されたんだ。
弓道部だったならサッカー部と接点ないんじゃないかなあ。
「僕が傍に居てほしかったからマネージャーに頼んだんだ。」
突然後ろから声をかけられたことにマネージャー陣は全員肩が跳ねた。
ちょうど練習が終わったのか、汗を拭きながらゾロゾロと寄ってくる男だち。
それより吹雪の衝撃的な発言に誰もが「ええ?!」と声を揃えて言ったのは奇跡だ。
「ふ、ぶきくん…」
「やあ守山さん。」
「っ…」
うわあ、都の顔真っ赤。
ふうん、なるほどね。都ってば吹雪が好きなんだ。
………これから楽しくなりそうな予感がした。
( 今日の色は“一斤染色” )
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