二次創作小説(映像)※倉庫ログ

[キミ/ボクあれ、なに色?]005*古代紫色 ( No.266 )
日時: 2012/03/28 21:03
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/



ふつふつと込み上げる怒りと憎しみ。


都と出会って数時間、いやたったの3時間と言えよう。


豪炎寺は自分の上に乗った都の顔を伺う。







「ごめんなさい、大丈夫ですか?」


都は豪炎寺の上から退くと、手を差し出した。




—— 可愛い子ぶっちゃって






もはや私の目に映る都はそういう人間にしか見えない。


3時間前に芽生えた“仲良くなれそう”とは裏腹に滑稽な感情が原因で作り出された“嫉妬”



ねえ都、あんたを今日からどう扱ってあげよう?




「大丈…いっ」

「腫れてる…!今すぐ処置しなくちゃ…えっと…どうしよう…」
「大丈夫だコレくらい。すぐにひく…」
「ダメ!!冷やさないとサッカー出来なくなっちゃう!!」



豪炎寺の目が大きく開かれる。


それと同時に豪炎寺の顔が赤くなっていくのが判った。





…恋でもした?






















             そう簡単には…させないんだからね?








              ( 今日の色は“古代紫色” )