二次創作小説(映像)※倉庫ログ

I think of you...番外編 ( No.315 )
日時: 2012/04/01 19:51
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/


         I think of you...番外編 「 母性愛=Guirty 」




『もしもしっ、』

「あ、都?」



電話越しの都の声は忙しそうだった。

彼女の声の横からまだ幼い2人息子の声が聞こえる。


「ごめん、時間ずらせばよかったね」
『え?別にいいのに、気にしないで!あたしも士郎くん心配だったから』


僕は今 北海道を離れ、東京の雷門へ来ている。


雪村たちを連れ、今年もホーリーロードへ出場することが出来たからだ。
今日はその抽選会。



「1人で家事とか大変でしょ?」


勿論、ホーリーロードに出場できることは僕としても嬉しい。

しかし今はそれ以上に彼女を1人残してきてしまった事の方が心配で。


明日普段どおりに帰ってみたら、3人が誰かに誘拐されていたら…とか、
置手紙に「実家に帰ります」なんて置いてあった日にはもう僕は狂ってしまうかもしれない。



それくらい、僕は彼女と息子たちが愛しく、そして心配だ。



『あーっこらアツヤ!そんなの食べちゃダメでしょ!真紘もやめなさい!!』


どうやら悪戯好きの息子たちがまた都を困らせているみたいだ。



アツヤと真紘は、二卵性双生児。

僕らが息子たちに弟であった「アツヤ」と「真紘」とゆう名前を付けたのには理由がある。

アツヤと真紘くんはもしかしたら、僕らに会いに来てくれたのかもしれない。
双子が生まれた時、そんな風に僕らは直感として感じた。

そして命名するときには、当たり前だと言う様に即決で決まった。



『パパァ!ママがまひろとあちゅやのことおこりゅう!』
『パパァ!あちゅやがママひろりじめすりゅう!』

「アツヤも真紘もあんまりママを困らせたらだめだよ?」


愛しい愛しい息子たちの声。


ああ、今すぐに会いたい。
ああ、今すぐに抱きしめたい。


母性って、こういうことを言うのかな。



だとしたらそれは、罪だなあ。


衝動さえ抑えられなくなる。母性愛は罪だね。



「あれ、吹雪先輩どこ行くんですか?」

「雪村、あとの事は頼んだよ」
「えっ?」



僕は帰りの電車に乗るために、再び駅へと向かった。







---------------------------------------------------------------------


うわー何だこれ^p^母性愛の
意味が可笑しいようなww
吹雪好きな方に全力で謝罪
しますすみませんはいww