二次創作小説(映像)※倉庫ログ

拝啓、一時を共にした人へ。 ( No.386 )
日時: 2012/05/04 19:58
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/




「・・・」



一人で帰る帰り道は一番自由なひと時だった。



部活で疲れ切った私の足は悲鳴を上げ、もうこれ以上は歩けないと駄々をこねた。

そんな重たい足を引きずって帰宅路をいつも通りに進む。



夕日が川の水面に乱反射して眩しい。
明日も晴だと太陽は私に訴えているように思えた。




まあ、私の部活に晴だの雨だのは関係ないのだが。






そんなことはどうでもいい。

早く家に帰ってベットへ沈み込みたい。


この重たい足と体を存分に体重をかけて深い眠りにつくのだ。




パコォン



ふと視線を横へ向けると、いつも見る姿が眼に飛び込んだ。



中学生にして生意気なドレッドヘアーに赤マント。
その少年が今まさに物凄いシュートを放ち、ゴールのパイプをへし折った。


たかがボール1つでゴールがへし折れるとは。




彼の名は知っている。



雷門中学2年生の鬼道有人くん。

元帝国学園中学だったことも。




転校したとゆうのはどうやら噂ではなかったらしい。







                 ( 出会いはグラウンドでした。 )