二次創作小説(映像)※倉庫ログ

燦灯歌 -sanbika- ( No.440 )
日時: 2012/06/24 23:12
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://www.kakiko.cc/gallery/pickup.html

(007)---分岐点7*/ 雨宮太陽




野に咲く花のようにあいつが笑うとみんなが笑った。

まるで名前通りの“太陽”のようで
それを象徴するような美しい髪



切れ長の眼に整った顔





サッカーボールを追いかけるあいつの輝きは誰にも負けない魅力がある。



だからみんなあいつの無茶に渋りながらも賛成するし、
異常な心配と異常な愛情を持っていた。




「お前一人で本当に大丈夫なのか?」



「大丈夫だってば!!」


雷門の松風くんに会いにいくだけだと言うのにこの様だ。

土佐丸は眉間に皺をよせ腕を組むと私をみた。




「太陽、せめて弥宵と一緒に行くんだ。」
「最低ラインは私か土佐丸」



やれやれといった感じで太陽も納得し、約1時間を言い合いで無駄にしたのである。





まあ、これが新雲学園の日常なのだけれど。



            ( 護衛と雨宮太陽 )