二次創作小説(映像)※倉庫ログ

燦灯歌 -sanbika- ( No.442 )
日時: 2012/06/25 20:28
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://www.kakiko.cc/gallery/pickup.html

(008)---分岐点8*/ 狩屋マサキ




「ねこー、そこのプリントとってー」

「あーはいはい。」




俺とお前はペットと飼い主かっつーの。



隣りでガリガリとプリントにペンを走らせるルーム長。
なぜ俺が教室に呼ばれたかと言うと、幼馴染でたまたまこいつの目の前を都合良く通ったからだ。




「ねこー次これ書いて。あ、Bダッシュで!」
「Bダッシュ古いっつーの。」




こいつは俺を昔から“ねこ”と呼ぶ。


容姿が猫に似てるからとか、
昔は木登りをよくしてたからとかくだらない理由ばかりだ。



でもそれがなぜか安心するなんて事は誰にも言えない秘密。
なぜかって?



だって俺がこいつの“特別”だと思えるから。






だから“ねこ”なんてこいつ以外が呼んだらぶっ飛ばそうかと思う。










                ( 特別な存在の者と狩屋マサキ )