二次創作小説(映像)※倉庫ログ

五円で神、仕事します ( No.510 )
日時: 2012/08/16 15:59
名前: 兎欠 ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/

2 神、とり憑く





「『私は貝になりたい』て映画あったじゃん?」

「何だい行き成り」







「俺、今すげえその気持ち分かるわ・・・」



溜息を吐く横で、今もその“視線”が感じるのである。



・・・あってはならない視線なわけで。

別によく言う『穴があったら入りたい!』なんてもんじゃない。







ただ単にさっきの落ち武者が気持ち悪いくらい耳元ではあはあ言ってるのが耐えられないだけなんだ・・・!!



「言っておくけど、マサキの言ってる『貝になりたい』と映画の『貝になりたい』は主旨違うからね?」

「分かってるよそんくらい・・・」


なんでこの人はいつも俺の心読み取るんだ・・・。



眼鏡を中指でお仕上げて、それから紅茶を高貴なまでにすする。
絵になってる、と言うよりも、この人は何にでも絵になりすぎている。


想像するのはヨーロッパの貴族。


たしかにイケメンだけども。






だけども、だ!!!!





「いざさんマサキの布団の寝心地はどうでした?」

「これはこれは基山殿!素晴らしい寝床を有難う御座いました!」
「いえ、当分の間共に暮らす身ですからね。」



「ヒロトさんんんんんんん!?!?」




無理無理無理無理無理無理無理無理まじで無理!!

てかヒロトさん落ち武者見えてんのかよ!?
てかヒロトさん何ふつうに落ち武者と話してんだよ!?
てかえ、何?当分の間共に暮らす身?は!?






     聞  い  て  な  い  /(^o^)\



「マサキ、いざさんにベッド譲ってあげてね」

「ヤだよてか何、落ち武者の名前いざって言うの?!知らねーけど!!」












「‥‥‥‥‥‥伊邪那岐さまと呼べえええええええええええええいいいい!!!」



「ぎゃああああああああああああああ!!!うざいうざいまじでこの落ち武者うざいいいいい!!」

「マサキ、いざさんは神様なんだよ。」
「いや知らねーよ!?」

「貴様にとり憑いてやる・・・ふふふ・・・喜ぶがいい・・・ふふふ・・・ふふ」











     も  う  嫌  だ






( 伊邪那岐にとり憑かれちゃいましt )
( 伊邪那岐さまと呼ばんか無礼者おおおおおおおおお!! )
( うるせーよ分かったからまじ黙れ!! )



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