二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂×ワンピ学パロ】私と仲間と日常と(オリキャラ募集! ( No.8 )
- 日時: 2012/01/13 21:02
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
第二話「人間顔あわせりゃまず自己紹介する」
—星のごとく、急ぐことなく、休むことなく(ゲーテ)
—あ、それ私のことですか?(ブルック)
———
「つー訳で、イロイロあってイロイロな事情で
イロイロ学校に転入して来たイロイロ転入生
イロイロイロイロイロイロ…」
「「イロイロしか言ってねぇよ先生ッ!!」」
新八とウソップが同時にツッコむ。
しかし、懲りずに
「イロイロ…」
と言い続ける銀時に呆れたリナは凛々しい声で言った。
「九城院リナです。
先程先生が言っていたように、色々な事情で転入してきました。
ふつつか者ですがよろしくお願いします」
「へぇ…かわいらしいですね」
「うわ、新八今いやらしい目で見たアル」
「新ちゃん、いくら彼氏いない歴16年でも入ったばかりの子を
標的にするのはよくないわ」
「なんで真っ先にそーゆー感じになるんだぁあああああああ!」
「気持ちわりィ目でみてるんじゃねぇよ眼鏡」
「リナさんんんんんん!?なんかあっさりとキャラ変わったああああああ!!?」
「リナさん!」
一番後ろの席にいたブルックが手を上げ質問した。
「パンツ見せてもらってもよろしいですか?」
「何を質問してんだお前は!?」
「じゃあ九城院さん!」
続いて3列目の近藤が手を上げる。
「見せなくてもいいんで柄だけを教えてください!」
「どんだけ見てェんだとお前ェらは!!」
「え…どうしようかな……」
「迷うなぁああああ!っていうか僕の時と反応が違う!!!」
「じゃあ、ルフィの隣席空いてっからそこ座れ」
銀八は席を指差した。
「おれ、モンキー・D・ルフィ!」
「九城院リナ。よろしく」
「じゃー授業始めっから「先生!」なんだヅラ」
「ヅラじゃありません、桂です」
「どうした?」
「前の席のサンジ君のタバコの煙で見えないんですけど」
「おい、学校でタバコは禁止だぞ。
第一同じクラスに二人も喫煙者はいらねーよ」
「先生も吸ってんだろ!!」
「バカヤローこれはレロレロキャンディだ」
「レロレロキャンディから煙は出ねェよ」
「もの凄くレロレロしてるからだ」
「ほれ」と銀八は唾液がだらりと出ている
レロレロキャンディを生徒達に見せた。
「先生、ロビンさんの隣くらいに僕の席を移動させてください」
「長髪黒髪が隣同士にいたら花がねぇだろうが。そこで我慢しろ。
もしくは切ってこい」
「切ってしまったら僕の影が薄くなります」
「大丈夫だ。もうこの中には影が薄い奴等が沢山いるんだぞ。
例えば作者に忘れられた事がある奴とか」
「おい、先生。それおれの事か?」
「そうだ11位」
「4巻から出でなんでお前11位アル?」
「絶対が影薄いからですぜぃ」
「さっきからお前ら人気投票のことしか言ってねェ!!」
「先生」
「さっきからなんなんだよ…俺は保健室の先生じゃないんだぜ?
ロロノアか?土方か?」
「おれです」
「いやどっちだ?」
「だからおれです」
「だからどっちだ??」
「いや、だからおれです」
「だーかーらどっちだって!!」
騒ぎまくる授業を見てリナはこう思った。
(キャラ被らないようにしよう…)
◆◆◆
そんな3−Z組の隣のクラス、3−Y組。
教室中は皆、授業に集中し聞こえるのは鳥の鳴き声や風の音、先生の声、
隣のクラスの騒がしい声。
「むこうのクラス…楽しそうだなぁ…」
窓側の席に座った少女、陽稲美月はポツリとそう呟いた。