二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 桜舞う中 (牧場物語ふたごの村) ( No.102 )
日時: 2012/03/04 10:50
名前: チョコミント (ID: c.8q4OQv)

リクエスト番外編 キミの笑顔 

「もうっお兄ちゃんったら!!今日は私と遊ぶって約束してたでしょ!!?」

ただいま、オレの妹は大変お怒りであります。

「うん、ほんとごめん!!今日はちょっと用事ができちゃってさ・・・」

「ふん!もういいもん!お兄ちゃんなんかしらないっ!!」

オレの言い訳に痺れを切らしたのか、可愛い妹はプンプンと怒りながら家に入っていった。

うう、ごめん。シェリル・・・。

こんなに可愛い妹との約束をどたきゃんしてしまうほど、今日は大切な日なんだ。

オレは少し落ち込んだ気持ちのままカフェへと向かった。



「・・・あ、やっと来た!アーシュ、遅いで!!」

カフェに入るなり、ラズベリーに一喝される。

「ごめん、ちょっとシェリルといろいろあって・・・」

「あらあら、アーシュも大変ね。ラズベリーも、そろそろ許してあげたら?」

ラズベリーとオレの間にリアが入り、たしなめてくれる。

いつもリアには助けられてるなぁ。

「ああっ、そうやった!!そろそろ準備もできたし、イリスを捕まえてこなアカンな!」

ラズベリーはそう言うなり、急いで外へ出て行った。

今日はイリスの歓迎会をする日!

みんなで集まって、ずっと計画していたんだ。

イリスは喜んでくれるのかな・・・?





そのあと、なんやかんやでイリスは喜んでくれていた。

いつもツンとした感じなのに、今はすごく柔らかい笑顔。

オレは自分の胸がドキンと高鳴るのを感じた。

まさか、オレ、イリスのことを・・・?

いやいや、笑ったところを見たからって好きになるのはちょっとカルすぎるよ!

オレはそう自分にいい聞かせた。



「・・・それじゃ、私はそろそろ。今日はありがとうございました!」

時計を見てみると、もう夜の8時。

時間が経つのって早いなぁ。

オレはイリスから目が離せないでいた。

だからか、ちょうどこっちを向いたイリスとばっちり目が合った。

イリスは一瞬目を見開いたけど、すぐに笑って言った。

「アーシュさん、さよなら。」

「え・・・あ、うんっ!またね!」

オレはそのときのイリスが忘れられない。

やっぱりこの気持ちは・・・

今度、カミルに相談してみようかな?



[あとがき]

銀時からのリクエスト、アーシュ視点でした!
なんかやたらに短いし意味不明ですみません(汗)
一応歓迎会のときのアーシュの心情って感じです!
なんかゴチャゴチャですが、これからもよろしくお願いします!