二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 桜舞う中 (牧場物語ふたごの村) ( No.24 )
日時: 2012/02/04 15:54
名前: チョコミント (ID: c.8q4OQv)

第6話 女神さま

動物をもらった次の日の朝。

ベットから起き上がって着替えをすまし、外に出ようとしたそのとき。

いきなり目の前が光りだした!

何事かと思って目を凝らしてみると、女の人が現れた。

「ぱんぱかぱ〜ん!イリスちゃん、おはよ〜☆」

・・・だれ?

というか、何で私の名前知ってるの?

いきなり人の家に現れるとか・・・。

不法侵入ってやつじゃないか。

「あらあら、不法侵入だなんて失礼ね!」

女の人はプンプン怒ってる。

あれ、言葉にでてたのかな?

「ふふふ!驚いた?私は女神さまだから、心が読めるのよ♪それに名前もわかるし♪」

へー女神さまー・・・って、えぇ?

いきなり現れて何を言い出すんだ、この人は。

ますます怪しいなぁ。

「もぅ〜。またまた失礼なこと考えちゃって!!ひどいわ〜。」

うーん、この人本当に心が読めるみたい。

今のは口にしてないし。

「・・・で、その女神様が何のご用で?」

考えていてバレるなら、もう話しちゃった方が早い。

「むー。まーだ疑ってるわねー。」

女神さま(と名乗ってる人)は、不満そうにしていたけどそのうちに機嫌も直り、話し出した。

「ブルーベル村とこのはな村、けんかしてるのよ〜。だから、仲直りさせといてね♪」

あー・・・。

やっぱりけんかしてる感じなんだな・・・。

って、ん?今この人、仲直りさせといてって・・・

「は、何それ!!絶対嫌ですから!」

「まぁまぁ落ち着いて。料理大会でイリスちゃんが活躍すれば、村長たちもきっと仲良くなるわ〜。」

ますます意味がわからない。

「何で私が・・・」

「じゃ、よろしくね!じゃね〜♪」

私の言葉を遮って、女神さまは消えてしまった。

「・・・はぁっ。」

まだ一日ははじまったばかりだというのに、一気に脱力感を感じた。