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はー、お久です。
更新こんなんですいません。。。。


＊＊＊パンダヒーロー第１４話＊＊＊


『・・・・もうこの辺にするか』

『そうだな。この辺には目ぼしい客はあまりいないし、移転したほうがよさそうだし』

ノイズの狭間から流れてくる音声は、音質が悪く聞こえにくいが、何とか言っている事は十分に把握できた。

『そういや、サツが俺等をマークしてるらしいぞ』

『本当か？！じゃあ・・』

ここまで聞いた所で、拓実はピンと来た。

「なぁ、これってもしかして「マフィアの連中だろ」

横を見ると、顔色は悪いが何とか我に返った大熊が立っている。

顔をしかめたまま画面を凝視する大熊は続けた。

「要するにお前は、こいつらがマフィアの連中で、自分達はマフィアではない事を証明するために警察に通報したんだろ。・・違うか？」

『ずらかるぞ』

乾いた足音が携帯から音声として流れる。

少しの沈黙があった後、ＧＵＭＩが頷いた。

（うわ・・）

「ね、いったでしょ。“カリバニズム”だって」

（そういう意味か）


＊＊＊