二次創作小説(映像)※倉庫ログ

【ボカロ神曲で小説作ってみた】パンダヒーロー ( No.3 )
日時: 2012/03/11 12:43
名前: 菜の花 (ID: TaF97fNV)

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「え、あぁ、あ、アルバイト・・・かな」何故か疑問形になってしまったがまぁよしとしよう。

「私ね、李沙(リサ)っていうの。おねぇちゃんの妹なの!」李沙はそう言うと、別に何も楽しい事があるわけでも無かろう

に、その辺に置かれた椅子へと嬉しげに座った。

(店長の・・・妹か?子供・・はないない。さっきあの子がお姉ちゃんの妹だって言ってたし)どうでもいい考え事をしなが

ら、なぜか部屋の中に転がされている細めだが殺傷能力の高そうな廃材、もとい鉄パイプをゴミに出そうと纏めてある場所に一

旦置こうとした。

「よっこらせ・・・ん?」パイプを退かそうと拾い上げた時、見覚えのある物が目に入った。それは———

「金属バット・・・?」大分大きな重い、かなり使い込まれていそうな金属バットだった。

「コレどっかで————」見た事がある。それも、つい最近———

(もしかして・・・・)暗い夜道だが、鮮明に覚えていた。

昨日の————

「・・・お前」そう思った瞬間、聞き覚えのある声が後ろから聞こえた。抑揚の無い、冷徹そうな声。手に持った金属独特の冷

たさが嫌な汗をかき暑くなった手で温くなるのがわかる。

「そのバットで何をしている」あの夜道で見覚えがあるバット・・・

そう、パンダヒーローが持っていたあの金属バットだった。



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第二話終了です!
李沙ちゃんの名前は変換してテキトーに「この字いいな」と思ったもの同士くっつけて出来ました。拓実の時もそうですが・・・あ、でも「拓実」は学校の男子の名前からパクりました。←以上、どうでもいい話w