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それから大体１年位経った。私はその事をすっかり忘れて、仕事をするようになっていた。

『裕香、大学に行かなくていいのか』———————これは祖父に２回ほど聞かれた言葉。

『・・・・いい。働きたいから』祖父だって少しは思っているはずだ。私を大学に行かせるような余裕はあまり無い、って。

「お姉ちゃん行ってらっしゃい」カナが、仕事に行く前の私を見送りに玄関まで来た。

「うん。行ってきます。春休みだからって勉強怠けちゃ駄目だよー」

「はーい」クスクスと笑いながら妹は、私がドアを閉めたと同時に鍵を閉めたらしい。ガチャっと鍵を閉める音がした。

（うわっ、急がないとちょと遅刻気味じゃん）職場に着かなければいけない時間まであと20分。ちょっと危ない。



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はー、最近スランプ的何かが・・・・・-3
でも頑張って完結はします！
一応最終章は始まっちゃってますからねｗでは。

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