PR
二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【ボカロ神曲で小説作ってみた】パンダヒーロー ( No.55 )
- 日時: 2012/03/23 18:48
- 名前: 菜の花 ◆GmIm2XHxIQ (ID: TaF97fNV)
- 参照: あはは、最近スランプwなので文面カオスかもよ
***
κ κ κ κ κ
「ふぅ・・・・やーーーーーーーっと終わったー」仕事帰りの唯一の楽しみの、自販機のコーラを飲みながら、私は思いっきり伸びをし
た。
「今日も疲れたなぁ・・・・」そう一人で呟き、私は缶を自販機の横のゴミ箱に投げ捨てた、その時。
「動くな」急にそう言われたかと思うと、後ろから抱きつくような格好で見知らぬ男性に、刃物のような物を突き立てられ、拘束さ
れた。
「きゃ・・・・・「だから動くなといってるだろ!!」そう怒鳴ると男は更にぐっと刃物のような物を私の首へと押し当てる。
「いいか、声を出すんじゃない。とりあえず質問に答えろ・・・・」
恐怖でガタガタと震える私の体を、無理矢理押さえつけながら男は続けた。
「お前・・・・・・ジャンという男を知っているな」
男は気が気でないらしく、正気の沙汰ではない事が顔を見なくても分かる声色で、答えなかったら殺すとでもいう風に質問した。
「むっ・・・・・はぁ、は・・・・し、知らないわ・・・・・そんな人」声が出せないよう押さえつけらていた生暖かい手から逃れ、ようや
く声を出せる状況に至ると私は息も絶え絶えに答える。
すると、男の顔色が変わった。
「違う!どうせ知ってるくせに!!」そう喚き、男は更に刃物を深く押し当てる。
(痛っ・・・・)押し当てられたナイフが薄っすらと首に傷を付け、血がにじむのが分かった。
(殺される———————————————)本能的にそう思った。こんな経験は人生で一度も無いであろう。
***
PR