二次創作小説(映像)※倉庫ログ

【ボカロ神曲で小説作ってみた】パンダヒーロー ( No.76 )
日時: 2012/07/28 21:09
名前: 菜の花 ◆GmIm2XHxIQ (ID: TFYTRxC.)
参照: お待たせいたしました(スライディング土下座乙w)

***

「お飲み物はどういたしますか?」

ファーストクラスの飛行機に乗った私達は、会話もなく、黙って宙を見つめていた。

「コーヒーとエスプレッソ一つづつ」

無機質な声で注文したジャンさんは、私のほうに一瞥もくれず、エスプレッソを私の右手に押し付けた。

「「・・・・・。」」

重苦しさとは又違った沈黙。でも、無理はないのかもしれない。

人生を棒に振ったも同然で。

これは、ドラマじゃなくて、子供だましの飯事ままごとでもない。

現実だ。

もう、地面ははるか彼方にしか見えない。海しか、窓には映らなかった。

(いいの、これで。)

きっと私は天国に行く資格は、パスポートを確認しに言った時点で、剥奪されたんだろう。

そりゃそうだ。





全て棄てて

まだ子供の妹を一人残して

身ごもった子を棄てて







後悔は、死ぬほどしてる。

もう、しないし、出来ないから、迷う事なんてない。


『・・・空便をご利用のお客様にお知らせします・・・・』

飛行機内の喫煙防止の放送が、頭上を掠めてとおっていった。


***

おひゃー、ひっさびさの更新。
相変わらず【パンダヒーロー】じゃない菜の花ですいませんw
↑何だそれ。
更新遅れてたし、いやもうホント、スライディングで謝ります←そんなに読者いませんけどね・・・w
前更新したときから、一月くらい余裕で経ってましたね・・・(あははww)
では、蟻さんふくめ、数々の読者様、お待たせしてすみませんしたっ!(ズシャアアア)