二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【ボカロ神曲で小説作ってみた】パンダヒーロー ( No.88 )
日時: 2012/10/05 21:17
名前: 菜の花 ◆GmIm2XHxIQ (ID: TFYTRxC.)
参照: http://www.nicovideo.jp/watch/sm19036808

***

頭がぼうっとする。

ジャッカルは、目の前にいる、若い女が自分の最愛の女ではない事に、気づいていなかった。

アノコエ。

アノメツキ。

酒瓶で殴られたという事も、正直言って、夢の中にいるようなふわふわとした記憶の所為で記憶がはっきりしない。

きっと薬の所為。

別に薬に手を出した事について、あまり後悔はしていないが、こういう風に変に記憶がはっきりしなくなる事は以前から困って

いた。

そんな事を思いながら、頭の片隅でもう一つ別のことが頭に浮かぶ。

(仕事———ある・・・あるか?)

薬には手放せないという欠点があってか、薬代を稼ぐためにマフィアから仕事を請けていた。

————のだが。

最近、マフィア自体が金回りが悪くなっているのか、他の組織に殺されかけになっている模様らしい。

実質上、何時も来るこの店で飲んでいる一段は、マフィアの片割れだ。その一段も最近、一人、又一人、と、面子が減ってきて

いる。

困った、これでは仕事がない。

まぁ、今更ジャッカルも何処にもいけないし、どうしようもないのである。薬だって手放せないし、抜けることは不可能だ。

(・・・・・五月蝿い)

先程からずっと、目の前で女を連れてきた青年が、マフィアに怒鳴られ、今にも殴られそうになっている。

自分には関係があるのかないのか。

微妙だった。

見ると裕香は視界に収まっているところからいなくなっている。

「ど、こ、だ・・・」

探しても裕香じゃない、うるさく喚いている売春婦が目に入るばかりだった。

***

ふー、久しぶりにこんなにキーを打ったぜw
えーと、いまの投稿はジャッカル目線だかんなー!
拓実目線だぞー!
では。