二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 続き ( No.11 )
- 日時: 2012/03/15 17:57
- 名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)
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(抜かし)
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目金「えっ…中学サッカー協会本部に忍び込む!?」
春奈「だって、おかしいと思いませんか?響木さんが監督をお願いするような人なのに、ネット上のデータベースに、記録が全然無いなんて!」
目金「それはそうかもしれないですが…それなら零君だって(春奈「……」!!;」
春奈に反論する目金を、春奈は睨みつけた。
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中学サッカー協会本部---
受付の女性がカタカタとパソコンの画面に気を取られている。
春奈と目金は、カウンターの下…女性の死角となっている場所を四つん這いで進んでいる。
———カタッ
目・春「!!;」
目金の持っているカメラが床にぶつかった。
女性「あら?………気のせい、かしらね。」
目・春「ふぅ…;」
2人はそのまま進もうとした。
女性「何してるの貴方達。」
目・春「ひっ!!;」
目金はすぐに立ち上がり、弁解しようとした。
目金「いいいいえあのですね!僕達、色々調べものがしたくて…んぐっ!;」
春奈「いえ〜あの、お気になさらずに…(「音無?」え…」
春奈は目金の口から手を放した。
零「…何、してんだ?」
フードを被り、ポケットに手を突っ込んだ零が居た。
春奈「零君…」
女性「あら、零さん。もしかして、零さんの知り合い?」
零「まぁ…。……すみません、此奴等入れてやってもいいですか?」
女性「うーん…。……いいわよ、特別ね。誰にも言っちゃ駄目よ?」
零「ども。」
女性は悪戯っぽく微笑み、零は軽く礼を言った(シャレではない)。
受付の女性は席に戻る。
目金と春奈は立ち尽くしたままだ。
零「…調べものだろ?違ったか?」
春奈「あ、ううん…。相変わらず凄いなって;;」
零「あ、それと……ほら、これやるから。」
零は財布から紙を取り出し、春奈に渡した。
春奈「これ…」
零「僕の名刺。これ出せば、大抵のところには入れると思うから。」
春奈「あ、ありがとう!」
春奈と目金は奥に進んでいった。
零「…仕方ない奴等だな。」
零は頭を掻き、外に出て行った。
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(抜かし)
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食堂。
円堂「え?久遠監督がサッカー部を潰した?」
春奈「間違いありません!サッカー協会の資料室で見つけたんです!」
秋「サッカー協会?」
目金「あ、ええ…まぁ色々ありまして…;」
春奈「久遠監督は10年前、桜咲中の監督をやっていたみたいなんです。桜咲中はその年、フットボールフロンティアの予選を、大量得点差で勝ち進んでいたんです。ところが決勝戦の前になって、久遠監督が事件を起こした事で、チームは決勝棄権。」
円堂「何だって…!?」
春奈「詳しくは、記述が無くて分からなかったんですけど…あと、桜咲中の監督に関する情報を調べていったら、変な噂が出てきたんです!………久遠道也は、“呪われた監督”だって…」
円堂「………」
基山「円堂君…」
風丸とヒロトは円堂を見た。
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(抜かし)
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