二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第78話「冬花の究極奥義大作戦!!」 ( No.48 )
- 日時: 2013/03/14 20:06
- 名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)
雷門中グラウンドでは、今日も日本代表イナズマジャパンが練習している。
FW、MF、DFが各々のポジションをこなし、ボールを追いかけていた。
円堂「よしっ、いいぞー!!」
円堂は声を張ってみんなの指揮をあげる。
リカ「ようやるなぁ。今日の練習終わってんのに自主練やなんて…」
塔子「気合入ってるんだよ! なんてったって次は、アジア予選決勝! 勝てば世界なんだ!」
リカは熱くなる塔子に対して興味を示さず余所見をしてた。
栗松「吹雪さん!」
栗松は高い場所にパスを出し、吹雪もそれに追いつく。
空中でシュートし、ボールは円堂へ向かう。
円堂「正義の鉄拳!! たあああっ!!」
ボールは弾き返された。
円堂「…よし!」
立向居「さすが究極奥義…! どこまで進化するんだろう…!」
メンバーは円堂の成長ぶりに感心していた。
円堂「これなら、アジア予選決勝も…。!」
久遠「勝てると言うのか?」
円堂「!」
いつの間にかゴールネットの後ろにいた久遠に、円堂は振り向く。
円堂「監督…」
久遠「勝てるのか?」
円堂「……勿論です!」
円堂は当然のように答えた。
久遠は呆れたように目を伏せる。
久遠「…今のお前は…お前達は、世界に行くことは出来ない。」
円堂「!」
久遠「決してな。」
先程の言葉を助長するように付加える。
久遠「せいぜい、最後の試合を楽しむことだ。」
それだけいい、久遠はどこかへと去って行った。
円堂「……監督…;」
.
(OP)
.
(抜かし)
円堂「…?」
冬花「(こんなことで、アイディアが出てくるのかな…)」
円堂「…フユッペ?」
外で見ている4人。壁山と栗松は赤面しながら2人の様子に戸惑う。
「何やってるんだ?」
リカ・塔・壁・栗「!」
私服の風丸・零・緑川が現れた。
リカ「何や、こっちは三角関係かいな!」
零「ぶち転がしますよ?」
楽しそうに言うリカに、笑顔で答える零。
風丸と緑川は苦笑する。
リカ「丁度いいとこや! 見てみ見てみ!」
風・緑/零「?/…」
3人はリカ達の視線を追う。
そこには、服を試着している冬花と円堂。
風/緑「え…ええっ!!?;/…;//」
壁・塔・栗「しいいっ!!」
リカ「ほな、次、行ってみよう!」
.
「いらっしゃいませ! イナズマアイスへようこそ!」
円堂「……; で、でかい…;」
冬花「…;」
2人共、大きなパフェに唖然とする。
一方外で様子を見ている7人は、植木に隠れていた。壁山と栗松は両手に枝を持っている。
( 壁山
リカ|塔子|栗松|風丸|零|緑川)
壁山「俺も食いたいっす…」
栗松「ひょっとしてこれは…//」
リカ「そう、恋愛の王道や!」
風/緑/零「……// /…;/……」
赤面している風丸と困っている緑川、興味なさげにいつもの表情でいる零。
冬花はスプーンを持ち、まだ驚いている円堂を見る。
.
リカ「そうそう! アイスクリーム食べさせて貰うと、名案が思い浮かぶーともゆうてたな!」
冬花「……」
.
冬花は自分に言い聞かせるように頷く。
アイスクリームを掬い取り、席を立った。
円堂「?」
栗松「ぅわあああ…//」
「「「……/ …//」」」
冬花はスプーンを円堂の目の前に差し出した。
円堂「…?」
冬花「はい、マモルくん。」
リカ「行っけーぇ!!」
小声で騒ぎ出すリカ。
円堂はスプーンと冬花を交互に見る。
真剣な顔の冬花。
リカ「っもう何してんねや円堂! ほら! 男なら女の気持ち正面から受け取れーっ!」
零「煩わしいなぁ。」
零がすっくと立ち上がる。
零「さっさと終わらせてやりましょう。」
左手にトマトを持ち、投げるフォームの零。
トマトをぽんぽんと軽く宙に浮かせている。
リカ「…あんた、一体何を終わらす気や。」
零「何って……このくだり?」
リカ「やめんか!! 邪魔しとんのとちゃうねん!!」
零「違うんすか?」
リカ「そうや少しは察せ!! ていうか、トマトに恨みでもあるんか!!?」
零は左手を下ろす。
緑川「まぁ、邪魔してるのとさほど変わらないだろうけどさ。」
風丸「…//;」
春奈「何をです?」
「「「!」」」
リカ「黙って見とき! これからがクライマックスなんや!」
秋「何の?」
「「「……」」」
9人の後ろを自転車が通った。
リカはやっと2人の存在に気付く。
リカ「あっ…秋ぃ!?;」
秋「は? ……」
秋は冬花と円堂に気付いた。
(前半の残りと後半抜かし・ED)
.
- 次回予告 ( No.49 )
- 日時: 2013/03/14 20:07
- 名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)
豪炎寺と虎丸の、連携技の特訓が始まった。
タイガードライブと爆熱ストームが、どんな超絶シュートになるか楽しみだぜ!
…だけど何だか、豪炎寺の様子が……
次回イナズマイレブン、
「豪炎寺の決意!!」
これが超次元サッカーだ!!
イナズマイレブン、今日の格言!
「人の数だけそれぞれのサッカーがある。」(冬花)
以上!!