二次創作小説(映像)※倉庫ログ

続き ( No.83 )
日時: 2013/07/31 21:34
名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)




マクスター[さぁ、ピッチサイドではコイントスが行われています。]


ボールが円堂に渡される。


マクスター[おおっと、ジャパンボールでキックオフです。]


円堂の前にエドガーが立ち、手を差し出した。


エドガー「お互いに頑張ろう。」

円堂「、ああ!」


2人は握手をした。

エドガー「健闘を祈るよ。」

円堂「……」


染岡「なんっか嫌な感じだぜ。」

佐久間「ああ。余裕綽々、ってところがな…」

不動「フッ…」


染岡と佐久間は不動の方を見る。


不動「奴らにとっちゃ、勝って当然の相手だからな。日本は。」

零「あんたが出たからってビビるもんじゃないでしょうに。」

不動「……」


不動は席の関係上、隣に居る零を睨み付ける。

(マネージャー|目金|その他ベンチメンバー|矢舞|零|不動)


不動「そうだな、推薦選手サマサマとは違ってな。」

零「『様』1個足りてませんよ愚か者が。…ま、」


零は伏せていた目をグラウンドに遣る。


零「どうなるかは、最後まで分かりませんよ。」


久遠「………」


マクスター[さぁ、両チームの選手が、キックオフを待っています! マードックさんから見て、この試合、どう予測されますか?]

レビン[ナイツオブクィーンは、長い歴史を誇るヨーロッパの中でも、屈指の強豪です。エースストライカーのエドガー・バルチナスは、各国のプロチームも注目する逸材ですし、ダイナミックなサッカーが期待されます。]

マクスター[なるほど。対する、イナズマジャパンはいかがですか?]

レビン[そうですねぇ…話によると、今試合、雨城はスターティングメンバーには入っていないようですからねぇ…。ですがアジア地区も、近年かなり力を付けてきたと言われます。世界レベルの相手に対して、どこまで食らい付いていけるのか、注目したいですね。]


アーロン「……ニヤ」


イギリス代表監督、アーロンは、シルクハットをあげにやりと笑みを浮かべた。


.


ピーーーッ!!


豪炎寺と虎丸は顔を見合わせた。
虎丸は豪炎寺にパスする。


マクスター[さぁ、試合開始です!!]


豪炎寺は鬼道にパスし、一旦下げる。
鬼道はエリックとフィリップをかわし虎丸へパスを出した。


マクスター[おおっとイナズマジャパン! 電光石火の速さで攻め込んでいきます!!]


ランスが虎丸を止めに来る。
虎丸はフリーの豪炎寺を確認し、パスを出した。


豪炎寺「よし!」


が、マイキーがカットしてボールを奪う。


豪炎寺「何!?」

虎丸「そんな!」


一気に攻めるナイツオブクィーンに客席は盛り上がる。


染岡「クソッ…あのパスが通らないのか!」

立向居「まだまだ…試合は始まったばかりですよ!」


不動は試合を見ている久遠を見ていた。


.


土方はボールを奪われ、鬼道のパスはカットされ、ヒロトは突破され、豪炎寺はパスを奪われ、完全にイナズマジャパンが圧されていた。

ビートがエドガーにパスを出す。


綱海「通さねぇぞ!!」


綱海が追いつき、壁山と挟み撃ちにするも、エドガーにかわされる。
ボールはフィリップに。フィリップはシュートを撃つが、円堂が止めた。


円堂「……っ、」

エドガー「これが日本のサッカーか…なかなか頑張っているじゃないか。」


エドガーは円堂を見下してポジションに戻っていった。


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鬼道はゲイリーとフィリップに挟まれ、虎丸にパスを出す。
虎丸はエリックをかわしてあがっていく。


円堂「よし、いいぞー!」


ゴールまで道が開いていることを確認する虎丸。


虎丸「…よし!」

ランス「ストーンプリズン!!」


急にサイドから岩が生えてきて、虎丸は押し退けられる。虎丸はボールを奪われた。
ボールはランスからエドガーへ。


円堂「!!」

鬼・綱・虎・豪「!!」


エドガー「…受けてみろ! 聖なる騎士の剣を!!」


エドガーはシュート態勢に入る。


エドガー「エクスカリバー!!」


マクスター[出たぁ!! エドガー・バルチナスの必殺シュート!! エクスカリバーだぁああ!!]


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(CM)


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