二次創作小説(映像)※倉庫ログ

続き ( No.84 )
日時: 2013/07/31 21:38
名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)




(抜かし)



エドガー「フッフッフッフッフッ…
(ボールを持った相手に、素早く次々と襲い掛かり、攻撃を阻止する…)
これぞ私達の必殺タクティクス! 『アブソリュートナイツ』!」

円堂「……」

豪・鬼・風・基・虎「っ…」


円堂達はエドガーに圧倒される。


久遠「……」

零「…」

不動「……」


久遠と不動は相変わらず顰め面、零は余裕そうに笑みを浮かべて何か考えている様子。


アーロン「反撃! 開始だ!」



(抜かし)


.


マクスター[再びナイツオブクィーンがボールを支配! 攻め込んでいきます!!]


ピーターからからマイキーにパス。
風丸がマイキーを止めに行く。


マイキー「ウルトラムーン!!」

風丸「!!」


マイキーは風丸をかわし、あがるフィリップに寄る。


鬼道「いかせるな!!」


鬼道の指示で壁山・飛鷹・綱海・基山がフィリップをマークしに行く。
マイキーはフィリップにパス。しかしフィリップは一瞬で別にパスを出した。


円堂「!!」

飛・綱・基・壁「!!」


ボールはエドガーへ。


久遠「エドガーか…!」

不動「っ!」

零「…」


久遠と不動は驚き、零はニヤつく。



(抜かし)



秋「エドガーにボールが渡ったら防げない…」

冬花「………」


零が席を立ち、久遠に歩み寄った。


零「監督、——」

久遠「…ああ、分かっている。…鬼道!」

鬼道「!」


鬼道が歩み寄る。


零「『アブソリュートナイツ』には、大きな欠点があります。」

鬼道「欠点…?」

久遠「それが見抜けないお前ではない。」

鬼道「…… ! そうか!!」


久遠と鬼道は頷き合った。


.


鬼道は風丸へ何かを指示すると、今度は栗松を呼んだ。


栗松「え……俺でやんすか?」

鬼道「そうだ。お前のドリブルが必要なんだ。」

栗松「はいでやんす!!」


栗松は嬉しそうに了承した。


.


ピーーーッ!


虎丸は豪炎寺にボールを預け、豪炎寺は風丸へパスした。風丸があがる。


アーロン「…? 何だこの攻撃は…」


イナズマジャパンは風丸・栗松・鬼道の3人が縦一列に並んであがっている。


エドガー「フフフフフ…小細工など無駄だ!」


エドガーの合図でナイツオブクィーン選手達が仕掛けに行く。

まず風丸は1人目を食い止め栗松にボールをパス。栗松は2人目を、ボールは鬼道へ。鬼道が3人目を塞ぎ、前へ出た風丸がボールを受ける。その風丸をエッジが止めに来る。


栗松「今でやんす!」

エドガー「!」


風丸は栗松へパス。
ゲイリーが栗松を止めに行く。


栗松「まぼろしドリブル!!」


栗松はゲイリーを抜いた。


マクスター[『アブソリュートナイツ』が崩れました!]

レビン[目標を次々と移動させ、突破口を抉じ開けるとは…]


久遠「…お前達。」

「「「?」」」


ベンチの選手に呼びかける久遠。


久遠「全員、ウォーミングアップしとけ。」

染・佐・木・立「はい!!」

零「へーい。」

不動「……」


染岡達がシャキッと立つなか、零はだらだらゆっくり立つ。
不動は顎に手を添えて何か考え込んでいた。

デービットとピーターが栗松の道を塞ぐ。


栗松「豪炎寺さん!!」


豪炎寺にパスが回る。


ランス「ストーンプリズン!!」


豪炎寺は岩を飛び越えて乗り切り、そのままシュート態勢へ入る。


豪炎寺「行くぞ! 爆熱スクリュー!!」

エドガー「そうはさせない!」

豪炎寺「何!?」


エドガーは豪炎寺の高さまで追いつき、ボールを奪った。


マクスター[何と!! エドガー自らがディフェンスのために戻っていましたぁ!!]


エドガーはゆっくりと立ち上がり、どうだというように笑って円堂を睨み付ける。
円堂はエドガーの成したことにも、エドガーがこれからするであろう行為にも驚く。


エドガー「受けるがいい! エクスカリバー!!」


ボールは凄い勢いで円堂に向かう。


マクスター[ゴールエリアから撃った!! フィールドを最大限に使った最強のエクスカリバーだーー!!]


円堂「っ…!」


円堂は焦りながらも腕を構える。


マクスター[イナズマジャパン、絶体絶命かーーー!!]


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(ED)


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