二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ワンピース-海賊王付きの騎士(キャラ投票開始!! ( No.166 )
日時: 2012/05/05 22:29
名前: 勇騎那 (ID: rtyxk5/5)

先日、ゴドリックが「協力を仰いでみる」と言った相手は誰だったんでしょうか?あいつら、ということは一人ではないことは確かなんですが…

ゴ「スクロールしてみたらわかる」

————……
「全然かっこよくない癖に威張るんじゃない!!」

ビシ!!
そんな効果音がぴったりなほどにアマンダは人差し指を突き立てた。
一方、突き立てられた者はなぜそんなことを言われたのか全く訳が分からず、綺麗な顔を歪ませた。

「おれがいつ威張った!?」
「とぼけないでよバカンクス!!」
「人の名前をいじるな!!」

また始まったか……。
と、2日に一回、甲板でよく見られるアマンダとシャンクスの痴話喧嘩、いや、くだらない小競り合いに船員たちはただただ苦笑い。ロジャーは酔っぱらいのように—実際酒が入っているのだが—大いに笑い飛ばしている。

「私をブスと言ったのはどこの誰か知らないわけじゃないでしょ?」

あ〜あ、シャンクス言っちゃったよ…。
「ブス」と言われたのがよっぽど屈辱だったのか、彼女は一段と美しく見える。

「この私をブスって言うくらいなら……」

アマンダはあえて私をと、ブスを強調して言った。

「あんたが世界一の美男になって出直してきなさい!!」
「へぶっ!!」

シャンクスはアマンダから左頬に真っ赤なもみじをもらった。
その時のはずみで彼のトレードマークが飛んだ。
彼女はずしずし私は怒っていますオーラと共に甲板を後にした。

「派手にやりやがって……。痛ェ……」

シャンクスは叩かれた頬をさすりった。

「今回ばかりはお前が悪い」

頭の上からロジャーに言われた。
そんなことわかっている、と言わんばかりにシャンクスは麦わら帽子を深くかぶった。

「あいつって、悔しさで強くなったり、優しくなったり、勇ましくなったりするだろ?だから、見た目のことけなしたら美人になるんじゃねえかって思ったんだよ」
「そりゃ、惚れた女には綺麗でいてもらいたいよな」
「ロジャー船長!!そうじゃねェよ!!違ェよ!!」

からかう気全開の船長にシャンクスは首を横にぶんぶん振った。

————……
一方、アマンダはというと後甲板で体育座りになってはァ…とため息をついた。

「……何であんなこと言っちゃったかな?」

またしてもため息が出た。
背中向けた方から足音が聞こえた。
それを無視していたら、音は自分の左隣で止まった。

「レイリーさん……」

膝に顔をうずめて丸くなった。
レイリーはそんなアマンダの頭を優しくなでてくれた。

「シャンクスの奴、デリカシーなさすぎ。好きな人にそんなこと言われてショック受けないわけないじゃない……」
「悔しかったというのもあっただろう?」
「うん……。だから少しでも綺麗になろうと思って、髪型変えてみたりとか、メイクの仕方変えてみたりとか、いろいろ試してみた……。それなのに…あのおバカさんは……」
「気付いてくれなかった、というわけだな」

アマンダの頭が上下に動いた。
すくっと立ち上がった彼女は、赤く泣きはらした目をこすって甲板に戻っていった。

「シャンクスも同じだと思うぞ」

————……

「シャ〜ン〜ク〜ス———!!」
「今度はなんだよ!!」
「次の島に着いたら買い物に付き合え!!」
「なんでだよ!?」
「何が何でもよ!!」
「答えになってねェ!!」

次の島について、シャンクスはアマンダの持つ抜群のファッションセンスとスタイリング効果でイケメンにされてしまいました。

————……

ゴ「おれが誰を呼んだかわかったろ?
  しばらくはロジャー海賊団の面々に番外編というか…まァ、そんな感じで出てもらうことになる。
  本編のほうは申し訳ないが続きがしばらくは書けないんだ。
  これで許してほしい……
  勇騎那もこれが精一杯だそうだ」