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ケイミーとパッパグの案内で船をコーティングするためにシャボンディ諸島までやってきた麦わらの一味は、各々の好きな場所へ行った。ナミとロビンはショッピングへ、ルフィ、チョッパー、ゴドリック、ハチ、パッパグ、ケイミーはコーティング屋のレイリーを探すという形で遊びに、ウソップは留守番だ。サンジもまたナミの思惑にはまり留守番、ゾロは散歩に行った。（大丈夫なのだろうか？）

一行がボンチャリで諸島を疾走していた時だ。行く手の方から聞こえてくる悲鳴、悲鳴、悲鳴・・・。

「頼むよ！！！おい！！頼んでんだおれぁ！！！おい誰でもいい！！！斧か！！ノコギリか！！何でもいい、かしてくれ。なァおい！！この首輪壊すだけだ！！！危害は加えねぇ！！！」

その中心にいるのは首輪を外して脱走する奴隷だった。

「関わるなよ！！あいつはたぶん人攫い屋につかまって…売りとばされた海賊だ！！飼い主に連れられてこの島に来て、脱走したんだ！！！」
「………？」

ハチが説明するも、ルフィには何のことやらちんぷんかんぷんである。

「逃げられねぇってわかってる筈なのに！！」

ボンッ！！！
きゃああああああ！！
奴隷の脱走だァ〜〜〜〜〜！！！
離れろ！！コイツニ関わるな！！

「（すまない…助けてやれない）」
「奴隷はいつも鎖で首をつながれてて鎖を外して逃げると首輪は爆発する仕組みだ！！！」
「ちょ・・・ちょっとあの人！！助けた方が！！！」
「バカ！！何が起きてもかかわるなって約束したろ！！」
「はっちん！！どうしよう、”天竜人”が近くにいるよ！！」
「麦わら！！ボンチャリから降りとけ」
「え……？……あぁ…わかった」
「おめぇらもヒザをつけ。誰が来ても目を合わせるなよ！！」

宇宙服のような恰好をして奴隷と衛兵を連れた者が二人やってきた。それを見てゴドリックは

＜だせぇ…＞

と思ってしまった。
やってきたのは”天竜人”のロズワード聖とシャルリア宮だった。一般の人と同じ空気を吸わないためにシャボンのマスクをしている。

「やだお父上様。またいっこ壊れちゃったアマス」
「鎮静剤はちゃんと毎日与えたのかえ？」
「やってアマス。お馬鹿で聞かないのアマス。また新しいの、買ってくださいまし」
「まったくお前は”シツケ”が下手だえ。…………私の船長コレクションを次々に壊しおって…」
「このコがダメなのアマス」

海賊の顔を天竜人が蹴った。

「家族家族と大の男がなく始末」

ガッ！！ガン！！

「ただの人間のくせに…」

ジャキン・・・

天竜人が海賊に銃口を向け、

「気分悪いアマス」

ドン！！ドン！！

撃ち抜いた。

「バズーカ！！！」

ルフィが奇襲を仕掛けてきた賞金稼ぎを吹き飛ばす。女とは思えない腕力だ。

「ちょっとコレ何なんでしょうか。急に賞金稼ぎばっかり」
「もう、３回目だぞ！！？奇襲！！」
「よし！そっちも倒したな」
「ケハハ！終わったぜぇ！」

ここは今「１６番GR」目的の「１６番GR」はもうすぐのところだ。

ボンチャリをこいで進んでいくと、「シャッキー”SぼったくりBAR」という看板が目に飛び込んで来た。

「ニュ〜〜〜おれが子供のころからの付き合いなんだ」
「この店、ぼったくる気が前面に押し出されてんだが…。ハチ……」
「大丈夫だ。いい人間たちだ。レイリー、シャッキー、いるかー」

ハチがドアを開けるとそこにいたのは色気爆発の熟年女性だった。くわえタバコが嫌味なほどに似合っている。

「はっちゃん〜〜〜！！？」
「ニュ〜〜〜、ごぶさたしてんな〜シャッキー」
「そうよ。もう十年振りくらい！？」

24番GR　レストラン

「下品な女め。こちらの食事がマズくなる。黙らせて来い！！！」

”西の海”出身
ファイアタンク海賊団船長

カポネ・”ギャング”ベッジ　懸賞金1億3800万ベリー


「おかわりまだか！？なくなりそうだ！！！」
「今、全力で作ってるそうで船長」
「間に合わねぇだろ！！！ピザおーかーわーりー！！！」

”南の海”出身

ボニー海賊団船長
”大喰らい”
ジュエリー・ボニー　懸賞金1億4000万ベリー


「なぜですこいつおれの服にスパゲティを＿＿」
「その服の運命…。脅かして済まなかったな。今日は殺生すると運気が落ちる日なんだ」

”北の海”出身

ホーキンス海賊団船長
”魔術師”
バジル・ホーキンス　懸賞金2億4900万ベリー

「ルフィ、おれは少し外で遊んでくる」
「おう！行って来い！」
「船には必ず戻る」

シャッキーのBARを出てゴドリックはシャボンディ諸島をふらふらすることにした。無法地帯を抜けて24番GRのレストランの近くへやってくると急に騒がしくなった。


ドガシャァ…ン！！

「キャーー！！」

「何だケンカか！！？」

「ケンカなら”壁”の向こうへお預けにしようぜ。なァおい、オラッチの強さ知らねぇな？」

見たことがあるような顔だ。あいつは確か、
GL出身【手長族】
オンエア海賊団船長
”海鳴り”
スクラッチメン・アプー　懸賞金1億9800万ベリー
・・・だった・・・気がする。自分以外の海賊の情報などよっぽどインパクトの強い奴でなければ覚えていない。もう一人の方もゴドリックがあまり知らない男だ。

「頭っ！！ダメですよっ！！！」
「だったらジロジロ見てんじゃねェよ。ムナクソわりぃ野郎だぜ……」

”南の海”出身
キッド海賊団船長
ユースタス・”キャプテン”キッド　懸賞金3億1500万ベリー
・・・あってたらおれを褒めてくれ

今にもキッドとアプーの第1ラウンドが開始されそうだ。ゴドリックは二人の間に割って入った。

「通行の邪魔だ」
「「「「！！！」」」」

周囲がざわつく。それすらゴドリックには耳に入らない。

「誰だ」
「誰でもいいだろ。通っていいか？」
「オラッチの音楽聞いてけ」
「おれに楯突くつもりか？」
「通せと言っているだろ」

ゴドリックはいい加減イライラしてきた。男-ばか-二人のために使う時間などない。さっさと片付けてしまおう。キッドのそばにより、周囲に聞こえないように小さな声で話す。

「あんた、海賊王になりたいんだろ？」
「あぁそうだ。お前もおれの夢を笑うのか」
「話は変わるが、おれの性別がわかるか？」
「男だろ？」
「人の性別くらい正しく見分けろ。おれは女だ」
「女だと？どっからどう見ても男じゃねェか」
「そう見えるだけで体は女だ」

キッドの手を強引に自分のふくらみの少ない胸に押し付けた。キッドは男にあるはずのないやわらかい感触にサッと腕の拘束を解いた。

「バッ…！何して…っ！」
「男ではなかっただろ？海賊王になるなら人の性別くらい正しく見分けられるはずだ」
「っ////」

いいもの見れたぜ

キッドの赤面っぷりを見てゴドリックはほくそ笑んだ。綺麗な顔をした奴が顔を赤く染めるシーンなど滅多にお目にかかれるものではないのをよく知っているため、ちょっと得した気分になった。

「”海鳴り”の奴にも言っておいてくれ。『フィオレータ・ゴドリックは女だ』と」
「！！」
「じゃぁな」

栗色の髪をなびかせてキッドのそばを去った。

21番GR

ガキン！！

「暴れたきゃあ”新世界”へ！！！」

”北の海”出身
ドレーク海賊団船長
”赤旗”
X・ドレーク

「堕ちた海軍将校ドレークか……。命を拾いなさったな。・・・マスクの人」

”空島”出身
破戒僧海賊団船長
”怪僧”
ウルージ　懸賞金1億800万ベリー

”南の海”出身
キッド海賊団戦闘員
”殺戮武人”
キラー　懸賞金1億6200万ベリー

「今、いいとこだったのに…」
「ドレーク屋……！！お前…何人殺した？」

”北の海”出身
ハートの海賊団船長
”死の外科医”
トラファルガー・ロー　懸賞金2億ベリー

ど〜も!!
ワンピ小説書いてる、好きなトリオは化物3人組！
サリーです!!
この小説、面白いので応援します!!

ありがとうございます！！！
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私が好きなのはルフィ、キッド、ロー、のオークションハウス組です
この3人に私のマイスウィートヒロインちゃんのゴドリックを絡ませたくって！！絡ませたくて仕方がありません（≧∀≦）

名前　アルヴィット・フォークス
性別　男
身長　１９６cm
年齢　１９歳
容姿
絹のように滑らかな黒髪。長さは肘のところまで。目は濁りのないメタルブルー。そこら辺の女より美女。←に見られる。見た目以外はれっきとした男。よく女に間違えられる。

経歴
ロルシアの同級生。ロルシアの良き兄貴分でもあった。卒業後は海へ出て海賊になる。

戦闘方法
人間と人魚の間に生まれた水中人＜マーピープル＞のため、海中戦が得意。海中ではシャチの人魚の姿をしている。

異名は玉砕人魚
フォークスとの戦闘に負けたものが粉々にされたことからこの異名がついた。

しばらく歩き続けて行き、32・33・34番GRシャボンディパーク付近にやってくると船長たちが先に来ていた。

「おー！ゴドリックー！！」

飼い主を見つけた犬かよ

ルフィはゴドリックの姿を見るなり抱きついてきた。ルフィの仕草の一つ一つがゴドリックには犬のようにかわいく見えてしょうがないのだ。

「遊ぶんだろ？だったらおれもつれていけ」
「もちろんだ！よーし！！じゃぁお前ら！！遊ぶぞ〜〜〜！！！」
「「「「「おお〜〜〜〜〜！！！」」」」」
「ケイミー！！お前は入らせねェぞ！！！断じて入らせん！！！」