二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.31 )
日時: 2012/02/19 19:37
名前: 勇騎那 (ID: FRnJyOeS)

プルルルルルル!!プルルルルルル!!

サニー号で雑談をしていた留守番組のサンジ、ウソップ、フランキーのもとに一本の電伝虫が舞い込んだ。ナミさんかな、と言いつつサンジが受話器を取った。

「もしもし!!?おれだよおれっ!!チョッパー!!!あの…アイスの種類多いから!!!」
「おい…どうした慌てて…」
「サンジか!?大変なことになった!!!うええええん」
「伝わらねぇ落ち着いて話せ…何が起きた?」
「ケイミーが攫われたァあああ!!!」
「「「何だと!!?」」」
「たぶん人攫いチームの仕業だ!!……なぜかしらねェけど、人魚・魚人は悪党じゃなくても売買を黙認されるって!!ケイミ゛ーが売られちまうよォオオオ!!!一生奴隷にされる゛〜〜〜!!!おれたちの責任だよォ!!!諸島にはいくつも人間屋があって、どこにいつ売られるかもわからねェ。誰に攫われたかもわからねぇ!!!諸島は広すぎるけど…とにかくみんなで手分けして…!!!」
「お前らの居場所を詳しく言え。そこで”待機”だ」
「え!!でも」
「その道にゃその道のプロがいる………!!”トビウオライダーズ”を呼ぶ!!!」

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.32 )
日時: 2012/02/19 20:58
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=22783

私の小説です。
(宣伝すな)
よければ見に来て下さい!
面白ければコメを!!

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.33 )
日時: 2012/02/19 21:40
名前: 勇騎那 (ID: FRnJyOeS)


「い〜〜〜〜やっほ〜〜〜〜〜〜い!!!ハンサムです!!!あ!!間違えた!!!デュバルでーーーす!!!まいどっ!!黒足の若旦那!!」
「遅せぇじゃねぇか「トビウオライダーズ」!!」
「ちょっとちょっと若旦那ァ〜〜〜!!「人生バラ色ライダーズ」だよお〜〜!?」
「うっとうしいわ!!!どっちでもいい!!!」

へたくそなウィンクをしながら言われてサンジにとってデュバルはまったくうっとうしいことこの上ない。

「え!?出ましたか!!人攫い!?とんでもねェ奴らだ!!!」
「”蛇の道は蛇”っつーからな。お前ら力を貸せ!!」
「勿論!!ご指名ありがとうございます」

こいつらで大丈夫か…?

ウソップは内心穏やかではなかった。

「ここらの海はおれたちにとって庭みたいなモンだ!!人攫いチームもいくつか目星がついてる!!とにかくさァ!!乗って!!」

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.35 )
日時: 2012/02/20 16:48
名前: 勇騎那 (ID: Ro4jdKEa)


「いつになったらその化けの皮剥がすんだよ」

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.36 )
日時: 2012/02/20 20:10
名前: 勇騎那 (ID: 8/zIX84z)

30番GRショッピングモール

「200年前……!?」
「そう。たった二百年前まで実際に会った悪い歴史……」
「魚人族と人魚族は”魚類”と分類されて、世界中の人間たちから迫害を受けていたの。みんなが彼らを蔑んでいた」
「あの強い魚人たちを……!?」
「”多勢”という力には何物も及ばないわ。200年前『世界政府』が魚人島への交友を発表するまでずっとね…。もう一つ昔の人間の悪い歴史『人買い』や『奴隷』の文化。それがこの諸島ではまだ黙認されてる。だからもしかして魚人や人魚に対する差別も残っているのではないかと思って」

ロビンの不安はすぐ目の前まで来ていた。

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.37 )
日時: 2012/02/20 20:47
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

「いつになったらその化けの皮剥がすんだよ」
ってセリフ誰が言ってるんですか??

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.38 )
日時: 2012/02/20 20:50
名前: 勇騎那 (ID: 8/zIX84z)


この後の展開を見ればわかります

ごめんなさい!!今は言えません

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.39 )
日時: 2012/02/20 21:35
名前: 勇騎那 (ID: 8/zIX84z)

オークション司会者控室

「放してよ!!痛いっ!!あんた達なんか!!はっちんがぶっ飛ばしに来ちゃうんだからね!!」
「おほっ!!こりゃ高く売れそうだ珍しい!!出品者は?」
「”ハウンドペッツ”で」
「ピーターマンか。いい仕事しやがる。トビウオライダーズは今回何も出して来ねェってのに」

「べーっ!!」
と、ケイミーが舌を突きだすとオークション司会者のディスコはケイミーの頬に一瞬の痛みを感じさせた。

「ちょっとディスコさん!!大事な商品ですよ!!!」
「傷付けたら値が下がる!!」「蹴るんならせめて服とかで隠せる腹とか…」
「おまえだって!!………!!はっちんがやっつけてくれるんだからね!!!」
「まだ口答えを…」

突然司会者が気を失った。


「あんたらだろ!今の”覇気”…いったい何者だ……!?」
「………ふふ…コーティング屋をやってるジジイだ。わしは若い娘さんが大好きでねェ…」

そこにいるジジイが凄すぎて泣けてくるような者であることは誰も予想がつくわけない。そのジジイこそが

元ロジャー海賊団副船長
 ”海賊王の右腕”
シルバーズ・レイリー

「おれはいい加減旦那に逢いてェ」

艶めいた黒髪に一切濁りなどないメタルブルーの目。見た目は美女、声は女、一人称は男、ずいぶんとユニセックスなこの人物。性別がわからない。


フリーの海賊
 ”玉砕人魚”
アルヴィット・フォークス



Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.40 )
日時: 2012/03/07 17:54
名前: 勇騎那 (ID: q0DfvFhs)

突然ですが……

オリキャラ募集しまーーーす!!

名前
偽名(そういう設定があれば)
性別
身長
年齢
容姿・性格
経歴(という名の設定)
戦闘方法・異名
懸賞金(海賊のみ)
階級(海軍のみ)
補足情報
サンボイ
「」 大体4、5個くらい

ゴ「うちの船長が新しい仲間が欲しいって言ってんだ。もちろんいいやつ連れてきてくれるよな?」
勇「ちょっとぉ、ゴドリック!勝手にまとめんな!!」
ゴ「おれの性別間違えたくせに偉そうだな?」←無表情のまま首をかしげる
勇「すいません…」←ガチ謝り
ゴ「バカな勇騎那だけどよろしく頼む」
勇「…あぁ、バカは否めません…」

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.41 )
日時: 2012/02/21 19:32
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

名前 アリス
性別 女
身長 147cm
年齢 19才

容姿・性格
・わがままである。
・アリスの格好。
・金髪

経歴(という名の設定)
貴族の一人であったが、両親が夫婦喧嘩して離婚(リアル…)
現在は一人でのんびりと旅をしている。

戦闘方法・異名
二丁拳銃で戦う。
弾丸は超小型大砲などバリエーションは豊富。

補足情報
身長が小さすぎる事が悩み。
道に迷っていたゾロに一目惚れをしてしまう。
ちょこちょこサニー号に顔を見せる。
かなりの毒舌。

これでヨロシ??

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.42 )
日時: 2012/02/21 19:46
名前: 勇騎那 (ID: 8/zIX84z)
参照: http://www.pixiv.net/mypage.php

使わしてもらいます
いつ登場するかわかりませんが…

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.43 )
日時: 2012/02/21 19:49
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

OKOKっす!

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.44 )
日時: 2012/02/21 20:14
名前: 勇騎那 (ID: 8/zIX84z)
参照: http://www.pixiv.net/mypage.php

あと、アリスの口調に関しては細かい設定なんかあったりします?
なければ勇騎那の方で決定しても構いませんか?

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.45 )
日時: 2012/02/21 20:54
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

なるべく「〜だし」「〜もん」「〜だもん!!」とかでおねがいします。

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.46 )
日時: 2012/02/21 20:57
名前: 勇騎那 (ID: 8/zIX84z)
参照: http://www.pixiv.net/mypage.php

了解です。
今日は落ちます。それではおやすみなさい。

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.47 )
日時: 2012/02/22 16:35
名前: 勇騎那 (ID: OwhMpZon)
参照: http://www.pixiv.net/mypage.php

ああああああああ!!ぎゃああああ〜〜〜〜!!!

ドカァァン!!

オークションの途中、会場に響き渡る叫び声と衝突音。砂煙の中から姿を現したのは、ルフィ、ゾロ、ゴドリックだ。

「何だお前もっとうまく着陸しろよ!!」
「できるか!!トビウオだぞ!?おめーが突っ込めっつったんだろ!!?」
「ルフィになんかあったらどうしてくれたんだよ!!」
「だからとにかく乗れって…。言うがお前らサニー号に戻るのに何をそんなに急いでんだよ。…ここどこだ?」

3人の爆弾レベルの登場に会場にいた者たちはざわつき始めた。

「あっ!!ケイミー〜〜〜〜〜!!!」

Re: 【ONEPIECE】聖職者〜bleu rouge noir〜 ( No.48 )
日時: 2012/05/13 21:09
名前: 勇騎那 (ID: sf8nzsVh)
参照: http://www.pixiv.net/mypage.php

「ケイミー探したぞ〜〜〜〜!!!よかったーーーーー!!!」

ルフィはケイミーを見つけるなりそれ以外何も知っているものがないというように一直線に走りだした。

「ちょっと!!!待て麦わら!!!何する気だよ!!!」

それをハチが止めにかかった。
というのも、今ケイミーは天竜人が5億ベリーで買い取ることになっており、手が出せない状態なのだ
。その現場を目撃していないルフィに-目撃していたところで状況は変わらなかっただろうが-分かるはずもなく、ルフィはハチの制止も聞かずにケイミーを目指す。

「今助けるぞケイミー!!」
「取り抑えろ!!麦わらの男を!!!」
「バカかてめェら!!うちの船長は女だ!!人の性別くらい正しく見分けろ!!」

こんなシリアスなはずな状況の中でもゴドリックは歪みなく例のセリフを吐いた。
と、その時

「きゃああ〜〜〜〜!!!」
「魚人よ〜〜〜!!!気持ち悪い〜〜〜〜〜!!!」
「何!?魚人!?」

会場にいたバイヤーたちはいっせいにハチに蔑みの言葉を浴びせた。
中には自分の私物を投げつける者も…。

「何で魚人が陸にいるんだよ!!!」
「やだもーーー何この肌の色!!?何その腕の数……!!?」
「こわいわ!!存在がこわい!!近よらないで!!!」
「海へ帰れ化け物ーーー!!!」

それを見たナミは驚愕した。
ロビンの言っていた通りのことが目の前で起こっている。

「ロビンの言った通りだ……。この島では、魚人族と人魚族が………『差別』を受けてるって…!!」
「え!!?ケイミーも!?ハチも!?」

ドン!!ドォン・・!!!

銃声が響いたかと思えばハチが天竜人チャルロス聖に撃たれ、血を流して倒れていた。

「ハチ!!!」

先ほどまであんなにケイミーに一直線だったルフィは急におとなしくなった。
今度はゆっくりと小躍りなどしている戯けた天竜人の方へ引き返していく。

「お父上様!!!ご覧下さい!!!魚人を捕まえましたえ!!!自分で捕ったからこれタダだえ?得したえー。魚人の奴隷がタダだえ〜〜〜〜〜!!タ〜ダ〜タ〜ダ〜タコがタダ〜〜!!」

ルフィの表情には静謐な怒りと殺気に満ち、仕様のない天竜人を死にさらす勢いだ。
そんなルフィを途中、ハチが止めた。

「…待っ…てくれ゛…ハァ、麦わら…!!!だめだ…ハァ…ハァ…怒るな…。おれが…ドジったんだよ…。目の前で誰かが撃たれても!!天竜人には逆らわねェって……約束しただろ…。どうせおれは海賊だったんだ……!!悪ィ事したから…その報いだ」

ハチが言いたいのはそんなことではないはずだ。
けれどもハチの口から洩れるのはどれも自分自身を責めることばかり。

「ハァ…ハァ…ゴメンなァ。ご…ごんなつもりじゃなかったのになあ…!!ナミに…!!ちょっとでも償いをしたくて…おめェらの役に立ちたかったんだげども゛……。やっぱりおれは昔から…何をやってもドジだから………!!本当にドジだから…。……結局迷惑ばっかりかけて…ゴベンなァ〜…!!!」
「魚め〜!!!撃ったのにまだベラベラ喋って…。お前むかつくえ〜〜〜!!!」

天竜人が再びハチに銃口を向けた。
ルフィはスタスタと天竜人に近寄っていく。
周囲がざわつくのにもかかわらず天竜人を力の湧くままに殴り飛ばした。