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〈玄関を出るとあなたが〉

次はお洋服。
何着ようかな？普通のシャツは出かけるっていうのに合わないし。
とか言って、ノースリーブっていうのもね・・・。
ま、いいっか。Tシャツを来てピンク色のスカートを着れば。
別にデートでもないし。

「今日の、私は可愛いのよ!!」

って、ぶりっこみたいな発言してる暇もないはずだけど。
さてと、行きますか!!
私は、カバンを持って家を出た。

「行ってきまーす!!」

ドンッ

イタタタ。。。誰かとぶつかってしまった。

「大丈夫か？って、羽波。」

え？どうしてあたしの名前を知ってるの・・・ええええ？
ひ、ひ、ひろき君?!
ぶつかってしまった・・・恥ずかしい。

「そういえば、羽波ん家ってここだよな？
普通に歩いてたらぶつかってきてびっくりしたぜ。気をつけろよ」

そう言うとひろき君は、走って言った。

『気をつけろよ』

心配された？ひろき君私を気にかけてくれた。
優しい。というか、初めて笑顔を見せてくれた・・・。
し、心臓がドキドキしている。
好きな人に気にかけてもらえるってこんなにドキドキするんだ。

『気をつけろよ』

何度も聞こえる彼の声。
頭の中でリピートしながら、聞こえてくる。
お願いだから、もう何も言わないで・・・。
ひろき君のこと、考えすぎて溶けてしまいそう。
好きなんて、恥ずかしくて絶対に言えない。

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すっごいグチャグチャwwww
続けていいかなこれ。