二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: キミがスキ…[inzm] ( No.9 )
日時: 2012/02/25 17:27
名前: 奈流羽 (ID: lbXRjwI0)


 1話


紅卯「あぁ〜!!私のプリン誰が食べたぁ!?」

突然少女、春風紅卯は怒り出した。
それもそのはず、彼女の大好物のプリンが冷蔵庫から消えていたのだから。

晴矢「ってか自分で食べたんじゃねーのw」

紅卯「そんなわけないじゃん!!さては晴矢が…。」

晴矢「んなわけねーだろッ。」

そして今紅卯と口論している赤毛の少年、南雲晴矢。
彼らは幼馴染である。といっても大勢いるのだが。
彼らが住んでいる場所。そこはおひさま園というところである。
おひさま園とは孤児院で、身寄りのない児童を収容して養育した社会の施設。

風介「あぁ、プリンなら私が食べた。」

この少年は、涼野風介。

紅卯「…ふーうーすーけぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

紅卯は風介を追いかけまわす。

晴矢「風介。。ドンマイ☆」

風介「おいチューリップはだまっておけ。」

晴矢「誰がチューリップだぁあああ!!」

紅卯「つかまえた★」

風介「あ。。」

風介は後でぼこられたとか。
…紅卯はこの何気ない生活が好きだった。
親に捨てられてから、自分はずっといらないんだと思っていた。
そんな自分を変えてくれたのがこのおひさま園の友達だった。

杏「プリンなら私のあげるよ;;」

玲名「ほんとに食い意地の張ったやつだな。」

紅卯「だってぇ。。好きなんだもん((真顔」

晴矢「真顔で言われてもなーw」

風介「チューリップにいわれてもな。」

杏「ってか風介大丈夫だったの?」

玲名「見たところ傷だらけだがな。」

晴矢「しかも地味にチューリップ…((泣」

紅卯「ま、仕方ないじゃないか☆すでに頭に生えてるんだし。」

杏「花壇に行って増殖してきたら?((笑」

玲名「肥料ならやるぞ。」

風介「私は種を持ってるぞ。なんならあげようか?((微笑」

晴矢「みんなありがとう。。じゃねーだろおお!!!
   風介微笑するとこ違う!あと紅卯、これ炎ね?
   肥料ちげーよ!!いらねーよ!杏、俺人間だから。増殖しないから。」

紅卯「突っ込み長ッ。」

晴矢「そこ気にするとこ違うくね?」

こんなぐだぐだな毎日が、彼らにとっては大切な宝物だ。

ヒロト「あれ、みんななにしてるの?」

玲名「別に。」

紅卯「晴矢が増殖するかしないかの話。」

晴矢「だからしねーし。ってかそんな話じゃ無かったよな?」

ヒロト「それより晩御飯出来たよ。」

紅卯「やった☆幸せタイムが。。((キラキラ」

紅卯以外「はぁ。。」

(今日の晩御飯は何かな?)

紅卯「晴矢、一緒に食べよ?今日はどっちが多く食べられるか勝負だ!!」

晴矢「いいぜ、望むところだ!((ニカッ」

(あれ、、)

(いつもの笑顔なのに)

(いつもより輝いて見える)

もう、部屋までご飯の香りが漂ってきていた。

晴矢「いくぞ、紅卯。」

紅卯「あ、うん。」

(おかしいな、気のせいかな…?)