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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 警視庁“嵐” 出動!【参照300 ありがとうございます!!】 ( No.44 )
- 日時: 2012/06/03 13:59
- 名前: 凛音 ◆UWWDp/sY22 (ID: z8eW1f9u)
【第二章 #9】〜不良少年VS嵐〜
二宮「ちょっといいですか?」
ここは、校舎裏。
不良のたまり場であり、一般的な告白の場所でもある。
その場を支配するのは、勿論、不良6人。
「あぁ?んだ、てめー」
近づいてきた彼らの制服からは、煙草のにおい。
彼らは相当がんを飛ばしているが、二宮は怯みもしない。
それどころか、にこやかな笑顔。
二宮「君たち、ボウガン持ってるらしいね」
「!!??」
不良たちの顔が、明らかに変わった。
二宮はフッと笑みをこぼすと
二宮「申し遅れました。僕は警視庁7係の二宮と申します」
内ポケットから警察手帳をだし、不良たちに見せる。
ほかのメンバーも警察手帳を出す…が
梓沙「相葉先輩!反対です…」
一名上下反対に出していたが、それは触れないことにしよう。
不良たちの顔は「ヤベェ、サツだ」という、焦りの顔。
だが、そんな奴らの中には、必ず強気な奴もいる。
「あぁ?サツが何の用だよ?」
その不良は煙草を口にくわえ、ライターを取り出す。
ライターのスイッチを押そうとする、右手の親指の動きが止まった。
止まったのではなく、できなかった。
理由は…
「う゛ぅ…」
リーダーの大野が、彼の右腕を握っていた。
不良は痛さのあまり、声にならない悲鳴を上げる。
「ほらほら、煙草は大人になってからだよ?^^」
やっと離された右手には、真っ赤になっている。
だが、不良は反抗などできない。
なぜなら、彼らは感じていたのだ。
———こいつらに逆らえば、未来はない…
それほど恐ろしい彼ら。
こいつらは、本当に警察か…? 暗殺集団かなんかじゃないのか…?
そんな不安が、頭をよぎる。
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