二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 警視庁“嵐” 出動!【参照300 ありがとうございます!!】 ( No.45 )
日時: 2012/06/03 14:23
名前: 凛音 ◆UWWDp/sY22 (ID: z8eW1f9u)

【第二章 #10】ーKAT-TUN田中&田口遭遇ー



田中「…全然、手掛かりなんてねぇよ」


そうつぶやくのは、ラテン系の顔立ち田中聖。


田口「元気ないね〜聖」


心配そうに聖の顔を見る、田口淳之介。
ここは、校舎裏。
さっきまでは、元気だったが一瞬にしてその元気は消えていった
…理由は



二宮「……です」



この声は…
聖と淳之介は、声のする方をこっそりと壁に這いつくばって見る。
…そこにいるのは



「「嵐…」」


自分たちの先輩である、嵐。
二宮先輩を先頭に、不良少年達と話している。
警察手帳を出すが、相葉先輩は上下反対に出していた。


田中「はぁ…」

田口「何、溜息ついてるのサ。ため息をつくと、幸せが逃げちゃうぞ」


あっけらかんなことを言う、おめぇのせいで疲れてんだよ!!
っと言うのもあるが、実をいうと
嵐先輩に対する…なんだろう…劣等感?
まぁ、先輩だし俺たちに、かなわないのも当たり前なんだけど。


田中「(…にしても、大野さんのんびりしてるな)」


メンバーたちの後ろの方で、ボーッとしている、大野先輩。
だが、不良が煙草をだし、火をつけようとした瞬間…


「「!!??」」


その動作は、一瞬のうちに行われた。
大野先輩はいつの間にか、不良の腕をつかんでいたのだ。


大野「ほらほら、煙草は大人になってからだよ?^^」


田中「…」


俺と田口は、顔を見合わせる。
こんなに恐ろしい思い、初めてだった。
この恐怖は、S級犯罪者と一対一になることよりも、恐ろしかった。
身体を冷たい汗が、つたう。

この恐怖をメンバーたちに伝えようとしても「大野先輩が?嘘だぁ〜」の一言で片づけられてしまうだろう。

だが…

この恐怖は…



“真実”だ。