二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 怪物くん 『白銀色の孤独』 ( No.21 )
日時: 2012/05/23 19:30
名前: 炎崎 獅織 ◆3ifmt4W30k (ID: zfcOpvSu)

<episode SS・1 好きだから仕方ない 〜デモリーナの場合〜>





=悪魔界にて。=


デモリーナ:……〜♪
      <イヤホンを装着し、音楽鑑賞中>

ケルヴィル:やけに上機嫌だな、デモリーナの奴。

 リュオン:ずっと前から欲しかったってさ、あのウォー○マン。

ケルヴィル:携帯音楽プレーヤーか。いつでもどこでも、好きな音楽が聴けるから便利だよな。
      俺も買おうかな?

 リュオン:それにしても、さっきから何を聴いてるのかしら。

デモリーナ:<口パクで歌っている>

 リュオン:<こっそりデモリーナに近付く>

ケルヴィル:それをやるか……

デモリーナ:<音楽に夢中でリュオンに気付いていない>

 リュオン:…………えいっ
      <デモリーナのイヤホンを奪い、自身が装着>

デモリーナ:あっ!

ケルヴィル:でた。イヤホン強奪。

 リュオン:<音楽鑑賞中>

   音楽:〜♪『Monster / 嵐』

 リュオン:<イヤホンを外す>
      ……デモリーナって、嵐が好きなの?

デモリーナ:ちょっと、リュオン!

 リュオン:<ウォー○マンも奪い取り、画面を操作>
      ほら、入っている曲の殆どが嵐だもん。

ケルヴィル:<リュオンの手元を覗き込む>
      あ、本当だ。

デモリーナ:<顔を赤くしてウォー○マンを取り返す>
      べ、別にいいじゃないの!
      いい曲ばっかりだし、メンバー全員、カッコいいし……

 リュオン:あら、意外。

ケルヴィル:ちなみに一番好きなメンバーは?

デモリーナ:<散々悩んだあげく>
      ……大野さん。

ケルヴィル:あー、宗旨替えした。

 リュオン:悪魔王子ではなく、怪物王子が好きと来ましたか。

デモリーナ:それとこれとは別よ!
      好きなんだから仕方ないじゃない!

ケルヴィル:デモキン様が聞いたら、確実に泣くぜ。
      それに、巷で人気のアイドルには正面切って「好き」と言えるんだな。
      デモキン様にも言って差し上げろよ。

デモリーナ:<更に顔が赤くなる>
      わーっ、どうしよう!

 リュオン:泣く前に、今のデモリーナを見たら
      『かわいい……』
      とか言ってそうね、デモキン様。


=そのころ、人間界にて。=


 デモキン:<正義くんスタイルで街を散策中>
      へっくし!……噂でもされてるのか?





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<あとがき>
本編とは何の脈絡もない、台詞主体のお話。
入浴中に突如ネタが湧いてきたため、勢いで書きなぐったもの。
後悔は……多分、してない。そしてオチもない。
ちなみに『SS』は『Side Story』の略。