二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 怪物くん 『白銀色の孤独』 ( No.36 )
日時: 2012/06/24 00:37
名前: 炎崎 獅織 ◆3ifmt4W30k (ID: GpMpDyKr)

<episode 8 おまけ>





 海岸での騒ぎの影響を受けたのか、帰り道に利用した道路は何処も大渋滞を引き起こしていた。達也と雅紀が乗るワゴン車も巻き込まれ、流れが動き出すのをひたすら待っている所だ。
 そんな車内での会話。

「達也さん」
「ん、どうした?」

 車の行列が少しも動いてくれないので、運転手の達也はハンドルから手を離し、車のエンジンも切っていた。

「封魔に散々振り回された上に、体をあちこちぶつけてましたよね。大丈夫ですか?」
「……うわっ、ジワジワ痛くなってきた」
「あんなにぶつかったのに打ち身だけで済むなんて、マジで奇跡ですよ」
「うん、自分でもビックリしてる」
「痣だらけになること間違いないので、きちんと処置してくださいね」
「えー……」

 雅紀の予言通り、帰宅後間もなく、達也の全身に青々とした痣が浮かび上がってきた。それら全てに湿布を貼付けたため、しばらくの間「シップマン」のあだ名を頂戴することになったとか。





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<あとがき>
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