二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシ+メープル魔法学校 ( No.24 )
日時: 2012/03/28 22:55
名前: 由奈 (ID: clpFUwrj)

11話 部屋掃除


授業が終わり下校になった

「ふぅ…やっと学校終わった〜!
あっ、そんな事より…オッカルトオッカルトー♪」

あたしは今幸せな気分
それは勿論、長かった学校が終わったからだ
あの面倒だった"学校"がね!

あたしはスキップをしながら学生寮へ向かい
扉を開ける…そして

「たっだいまー!」

「コラァ!!」

扉の前には何とテツが立っていた
何だかずっと待ってたみたいな表情で

「なっ…何?」

「いい加減、部屋の掃除をしろ!」

あたしの幸せムードがテツの怒鳴り声で
一瞬に砕け散った

「掃除?ああ、また後で‥」

「お前な‥いつになったら掃除するんだ?」

「うーん‥来年位」

「ふざけんな!いいからこっち来い!」

あたしはテツに引きずられながら自分の部屋へ…


そして…


ギイッ


「お前な…自分の部屋見て…
ってまた汚くなったな…」

テツは呆れながら言う

「…この部屋の何処が汚いの?」

「おまっ、見て分からねえのか!?」

「全然」

あたしは普通の表情で答える

「じゃあ言わせてもらうぜ…
何なんだこの部屋の有様は!
本は床に散乱してるし、物は出しっ放し!
紙クズはゴミ箱に入れず当たり前の様にあるし…」

「…それの何処が汚いんですか?」

「お前な…いや
とにかく、掃除しろっ!」

「はいはい…」

あたしは嫌々ながらも掃除用具を自分の
部屋に持って行き掃除を始めたが‥

しばらくして数分後

「ああ、面倒臭い!
もうヤダよ…掃除ー!」

あたしは嫌なあまりベッドに倒れる
そして近くにあった本を開く

「えっと、何々?
お手軽掃除方法論…。
こんな物あったっけ…?まっ、いっか…」

あたしはその本をぶん投げるとオカルト本を
探し始める

その時‥

「…あれっ、さっきの本‥
何か書いてなかった?」

あたしはさっき自分がぶん投げていた本を探し始めた