二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: とんがりボウシ+メープル魔法学校 ( No.29 )
- 日時: 2012/04/01 00:40
- 名前: 由奈 (ID: 5VHpYoUr)
14話 材料集め
材料を集める事数時間…
時計を見た時には針が
夜の12時をまわっていた
「…残りの2つはまた明日探すか」
あたしは手元にあった本を閉じると
そばにあったランタンの火を消し、そのまま眠りについた
次の日…
ジリリリリーッ
目覚まし時計のアラームが鳴り響く
ジリリリリッ…ガチャ
「…ん、今何時?」
あたしは目をこすりながら
目覚まし時計に声を掛ける
「ゲンザイノジカンハ…クジハンデス……」
「ふーん、9時半か…ってえええーーー!!!」
「ドウジマシタカ?」
「今日、学校あったんだーー!!!」
あたしは急いで制服に着替えようとすると…
目覚まし時計がいきなり喋り始める
「キョウハドヨウビデス、ダカラガッコウハアリマセン…」
「えっ、土曜日?」
あたしは近くにあったカレンダーを見ると…
確かに土曜日だった
「……てことは…今日は学校が無い!」
あたしは思わず跳び上がり声を上げる
慌ただしかった表情が一瞬でにこやかになった
「ラッキィ!今日は学校休みだ〜!
さて何をしようかなー!」
「…ソウジノケンハ、ドウナッタノデスカ?」
「…あっ、そうだった!」
あたしはその事に気付くと急いで材料の書いてあるメモ用紙を探し始めた
しばらくして数分後…
「…あった、ええと残りは…プルロットとベラリア何とかだけか…」
あたしは独り言の様に呟く
確かプルロットは聞き込みで明らかになったけど
ベラリア何とかって言う奴は皆知らなくて…
…それにしても、ベラリア何とかって
聞いた事無いし、周りの人も知らないし…
本当にあるのかな…?
そう思った時、ある人物が頭に浮かび上がった
「…そういえば、アイツ自己紹介の時
何か言ってたっけ…」
あたしは過去を振り返る…
確かアイツ…自己紹介の時
趣味は虫捕りと……。
虫捕りの後の言葉がなかなか思い出せない
…っとその時、あたしの目に瓶の中に入った
宝石が目に映った
「…そうだ、宝石だ!
宝石集めがアイツの趣味だったっけ
もしかしたら、ベラリア何とかの事も
知ってるかも知れない…早速家へ…」
…とは言ったものの、あたしはアイツの家を知らなかった……。