二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシ+メープル魔法学校 ( No.40 )
日時: 2012/04/07 23:43
名前: 由奈 (ID: HPUPQ/yK)

18話 掃除が出来ない


しばらくして数分後…

扉の前であたしの事をそっぽ向いていた
たくまが急にあたしの方に元に戻す

「…他に用事はねーのか?」

…さすがに表情は隠せても
声は隠せないみたい…

…でも急にどうしたんだろ
ツンツンしてるアイツがいきなりあんな事言って…

あたしがそう思ってた時…

「おい、聞いてんのか!?」

耳の中で声が聞こえた

「えっ、どうかした?」

「だーかーら〜!!
さっきの話聞いてたかって言ってんだ!!!」

「…あっ、聞いてなかった!
ごめん、ごめん!」

「お前耳悪過ぎ!!
…じゃなくて何でお前はいつもそうなんだよ!!」

「えっ、仕方ないじゃん
そうなるんだから!」

「…ったく、まあどーでもいいけど」

どうでもいいなら言うなっ!!

「ところでさー聞きたい事あんだけど…
オカルトマニアのお前が何でそんな事聞くの?」

「そっ、それは…」

「どうせオカルトだろ?
よかったら話してくれねーか!?」

「えっ、それはちょっと…」

「じゃねーと調べてやんねーよ
さっきの事」

「わっ分かった…分かったからー!!」

数分後…

「…えっ?
掃除出来ねーのかお前」

「そうよ…それがどうかした!?」

…そう言った時にはたくまは大笑い

「プッハハ〜!!
おまっ、だっさー!!」

「な…なによ!」

「だって掃除出来ねーとか…
マジウケるっ!!」

笑いを堪えながらたくまはあたしに指を指す

「あんな簡単な事が何でお前には出来ねーのかな〜」

「かっ…簡単!?掃除の何処が簡単なのよー!!」

あたしは恥ずかしながらも
たくまに人差し指を突きつけた時…
急にたくまの口が開いた

「…お前さー
いっつもあれだよな」

「なっ何があれなのよ…」

「オカルトだよ、オカルトッ」

「オカルトがどうかした?」

そう言った時…
たくまの表情が急変した
まるで…怒ったような表情で

「言わせてもらうけど…
そう言う事で逃げても何も変わらねーぜ」

「何も逃げて無いよ…あたしは…」

そう言いつつもあたしは
頭の中のもやもや感が離れなかった