二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 学園日和 ( No.14 )
- 日時: 2012/04/05 20:16
- 名前: あさぎ組 (ID: SkZASf/Y)
第十二幕 終わりよければすべてよし?(龍)
鬼「・・・・・せまっ!!」
いきなり鬼男が声を出した。
それはそのはず。今帰りのタクシーの中なぜか鬼男も入っていた。
なんで鬼男がタクシーにいるかって?それは数時間前にさかのぼる。
鬼「えぇ!?タクシーに一緒に乗れ!?嫌ですよそんなの!!」
ハ「だって4人もバスに乗れないんだよ!!いいじゃない!きっつきつのタクシーに6人乗ったって!インパクトあるよ!!」
鬼「訳わかんないですよ!!なんですかインパクトって!!っていうか芭蕉さんも一緒に!?さすがに無理ですよ!!」
ハ「大丈夫だ!もうどうにかしろ!!」
鬼「うぇええ!!もう投げやりかよ!!」
と鬼男と芭蕉さんを乗せるはずのバスが行ってしまった。
「「・・・・・・・・・」」
芭「ねぇ鬼男くん。」
鬼「なんですか・・・芭蕉さん。」
何も知らなかった芭蕉が鬼男に問いただす。
芭「これどういうこと?」
鬼「芭蕉さん、これはあの4人とハリス先生のせいです。」
————というわけだ————
太「確かに狭いけど面白いぞ!!」
妹「何言ってんですか!4人はやっぱりきついです!!」
太「最初きたときも4人だったじゃないか。」
妹「そうですけど・・・」
芭「あはは、楽しそうだねー」
と軽く話にふれる芭蕉に曽良が怒った。
曽「あなただけ何故助手席にいるんですか?楽でしょうね。そりゃ…」
芭「あ・・・あぁあああ!!!曽良くん首!!入ってる!!死ぬ〜〜!!」
とこんな感じだ。とよく考えると1人足りない。閻魔がいない。
どこにいるかというとタクシーのトランクの中だ。
———タクシーに乗る前———
鬼「はぁ—————もうしょうがない。乗るか。」
妹「でもさすがに5人無理矢理いれても6人は無理ですよ。」
鬼「だよな・・・」
考え込む2人。
太「じゃあ、じゃんけんで決めよう!!そのほうがいいぞ!!」
妹「え—じゃんけんですか…まぁいいですけど…。」
というわけでじゃんけんで勝った人から好きな場所を選べることになった。
全「じゃんけんぽん!!」
「・・・・・・」
芭「やったー!勝った—やっ…痛っ!!」
すごく喜ぶ芭蕉を見た曽良がおもいっきり芭蕉の背中に断罪チョップをくりだした。
芭「いった——なにすんの曽良くん!!」
曽「芭蕉さんが喜ぶ顔がムカつくからです。」
芭「ウゲェ——そんなことで!?…う〜生徒が恐ろしい。」
そんなこんなで芭蕉さんは当然のごとく助手席を選んだ。
鬼「どうする?」
閻「もう5人で座ろうぜ!!」
妹「それは無理ですよ…」
閻「え…じゃあどうすんの?」
すると突然鬼男が閻魔の頭を刺した。
鬼「覚悟くらいしといた方がいいって言ったじゃないですか。」
閻「それを…ここで使うのかよ…((ガク」
ということで閻魔が気絶している間にトランクに無理矢理つっこんだというわけだ。
鬼「・・・」
妹「どうしたんですか?鬼男先輩。」
鬼「いや、ちょっとひどかったかなぁって思って・・・」
妹「あ、あぁ・・・」
妹子はどういえばいいかわからなかった。すると突然トランクの中から・・・
閻「もっと反省しろ!!わびってセーラー服きやがれ!!!」
ときこえた。
ゴゴゴゴゴゴ…
妹「お、鬼男先輩!!落ち着いてください!!!」
と妹子が怒りで我を忘れている鬼男を必死でおさえている。
鬼「ゆるさん!!反省した僕がバカだった!!あのバカ大王イカ殺す!!」
————学校到着————
鬼「ふぅやっと着いたな。」
妹「そ、そうですね・・・」
妹子の顔がひきつる。それもそのはず。鬼男の横には串刺しになった閻魔がいるのだから。
太「楽しかったな!!」
閻「あ、あぁ…」
曽「はやく。芭蕉さんしっかり歩いてください。」
芭「だ、だれのせいでこんなめに…」
曽「え?なんですって?もう一度言ってください。」
と芭蕉の首を締めあげる。
芭「首…すみません」
太「さぁ!はやく部室行ってなんかしようぜ!」
と太子と閻魔と曽良が部室へ向かおうとした時だった。
鬼「ちょっと待った。」
鬼男が3人をひきとめる。
鬼「ちゃんと説教してあげますからね。」
その後正座で1時間説教されました。
妹、芭「これ、終わりよくないじゃん。」
林間学校編 おしまい!