二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 学園日和 ( No.26 )
日時: 2012/04/14 17:58
名前: あさぎ組 (ID: SkZASf/Y)




第十八幕 「コンタクト」(龍)



in部室・・・

今、部室には曽良、鬼男、妹子の3人だけ。
太子と閻魔といえば今日は用事がある!とか何とか言って帰って行ってしまった。
芭蕉先生はまだ来ていない。

妹(ん〜さすがに空気が重い…)
鬼(この空気どうにかならないものか…)

するとパッと妹子と鬼男の目が合った。
どうやら同じことを考えていると感じたらしい。

妹「あの〜太子と閻魔先輩の用事って何なんでしょうかね。」
曽「さぁ。」

シ———————ン

妹(なんで話終わらせちゃうんだよ!!曽良くんはもう!!)

せっかくこの重たい雰囲気を軽くしようと話を持ちかけたのに秒速で終わってしまった。
すると鬼男が話を持ちかけた。

鬼「えっと…芭蕉さんはどうしたんだろうね…さぼり?…」

鬼男の最後の言葉に曽良がピクっと反応した。

曽「さぼり?」

ちょっと怒り気味に鬼男に聞いた。

鬼「あっ…いやっあのその冗談だよ!芭蕉さんがさぼったこと一度もないし…多分…」

鬼男が自信なく答えた。曽良はまだ怒っているように見えた。

曽「僕はちゃんと部活動をしていると言うのに」
妹「いや…活動の「か」の字もないよ。」
曽「芭蕉さんがさぼって遊ぶなんてなめているにも程があります。」
妹「なんか話盛ってない?遊んでるなんて一言も…」
曽「職員室へ行きましょう。」

とちょいちょいつっこんでいた妹子の話も聞かず芭蕉先生を呼びに職員室へ行くことになった。



in職員室

職員室をのぞきこむと2、3人ほどの先生がよつんばいになりなにやら必死に探している。その中の1人ハリス先生に話を聞いた。

妹「先生何やってるんですか?」
ハ「いや〜それがね…コンタクト落としたらしいんだよ。」
妹「え?ハリス先生コンタクトだったんですか?」
ハ「いや、私じゃなくて芭蕉先生が…」
妹「え!?芭蕉先生コンタクトだったんですか!?」
ハ「そうみたいだよ。ねぇ、芭蕉せん…せ…?」
妹「芭蕉先生、いませんよ。」
ハ「え!?どこいったの!?あんな眼悪いのにふらついたら危ないでしょ!」
妹(そんなに悪いのか…)
曽「どうやらめんどくさいことになったようですね。」
鬼「探しに行くか。」

というわけで探しに行くことになった。

妹(こんなんでいいのか俳句部…)





あれから探し回ったのだが不思議なことに全く芭蕉先生が見つからない。

鬼「どうなってんだ…芭蕉さんはどこに行ったんだ…」
曽「まったくどうしようもない弱じじぃですね。」
妹「どっかですれ違ったんですかね?さっき人通り多いところは入りましたし。」

と悩んでいるところにベル先生が通りかかった。

妹「あ!ベル先生!芭蕉先生知りませんか?」
べ「え?あぁ〜さっきすれ違ったよ。廊下で。すごく危なっかしかったよ…ふらふらしてて」
妹「あ、ありがとうございました!」

やっと居場所が分かった。ということで全力で妹子たちは廊下へ向かった。




廊下。

曽、妹、鬼「はぁ はぁ・・・」(いた——————)

なんだかものすごいフラフラしている。と曽良がいきなり全力で走り芭蕉先生にドロップキックをした。

ガッシャ——————————ーン

芭「いった———めっちゃ痛い…誰だよ!もう!!」
曽「何やってんですかあなたは。」
芭「その声は曽良くん?うっすらもう二人くらい見えるけど…」

本当に目が悪いらしい。

妹「僕です。妹子です。そして鬼男先輩です。」
芭「あぁ!!ん?で君たちなんでいるの?」
妹「あのですね…」


—————かくかくしかじか——————

in部室

芭「・・・あの、ごめん・・・ほんとにごめんなさい。」
曽「本当に何やってるんですかあなたは。」

と、曽良が部室のバームクーヘンを食べながら説教していた。
ちなみにコンタクトは無事職員室で見つかりました。

芭「いや…だってまさかコンタクト落ちるとは…」
曽「そういうの考えてから行動してください。とても迷惑です。」
芭「はい。」

芭蕉先生がしゅんとなっていた。

妹「でもなんでコンタクト落ちたんでしょうね?そんな簡単にそんな簡単に落ちるものでもなさそうなのに。」
芭「そうなんだよね〜なんだろう…落としたときに頭にものすごいチョップがきたような気がするんだけど…気のせいだったかな…」
妹(そういえば曽良くんが部室に来る前…なんか言ってた気が…あ!!!!←思い出した。



—————回想—————

妹「あれ?曽良くん先に部室行ってたんじゃないの?」

部室に行く途中に曽良くんとあったのできいてみた。

曽「はい。部室にはいましたけど芭蕉さんがちっとも来ないので職員室へいって一発かましてきました。」

妹「・・・・・・ひどっ・・・」

—————回想終了—————

妹(曽良くんが一番の原因だった!!!)

と妹子は心の中で叫んだ。

                    
                       
                       十八幕おしまい!



1人ワールド。(こっから個人で勝手にしゃべるので小説とは無関係です。ご了承ください。)

芭蕉さんについて眼鏡かけたら可愛いだろうな。←変態 
と思ってこんなネタにしてしまった…
誰得っていわれると俺得ですかね〜((笑
ほんとすみません…

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追加設定。
芭蕉さんはコンタクトor眼鏡。大抵コンタクト。めっちゃ目悪いです。

            次 団子です〜よろしく〜