二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 学園日和 ( No.6 )
- 日時: 2012/04/05 19:02
- 名前: あさぎ組 (ID: YTT42QuR)
第六幕 「ダメ俳句も使いどき」(曽良君キャラ崩壊してます。)(龍)
「・・・」
シーンと静まりかえる部屋。今、私は曽良君と二人っきりだ。
他の4人は遅れてくるらしい。
芭「ねぇ、曽良君」
曽「・・・。」
さっきから話しかけているのだが全く返事がない。
芭「曽良君のバーカ!アーホ!」
曽「・・・。」
今日は不思議な光景を見ている。 曽良君がおかしい。
いつもならあの恐ろしい断罪チョップがくるのだが今日は何もしてこない。
今日は授業を受け持っていなかったので朝からおかしかったのかは知らないが、それしてもこんな曽良君気持ち悪い。
芭「そ、曽良君何かあったの?」
曽「・・・。」
芭「そんなに言いたくないならいいけど。」
曽「そんなに変ですか?」
急にしゃべりだしたので私はドキッとした。
芭「へ、変だよ…いつもなら断罪してくるじゃない。」
曽「なんですか?断罪って…そんなの先生にするわけないじゃないですか」
と笑って曽良君が答えた。
芭(ウゲェ——!?何この曽良君やっぱ変だよ!!)
曽「ほら早く!今日も素晴らしい俳句聞かせてください!!」
と満面の笑みでこっちを見て言った。
芭(こんなの曽良君じゃなぁああああい!!!!)
太「遅れてすみませーん。」
妹「あっ芭蕉先生遅れてすみません。」
と太子と妹子がはいってきた。
妹「えぇ!?どうしたんですか!?その泣き顔!また断罪チョップでもされたんですか?」
芭「違うよ妹子くん!!今日の曽良君変なんだ!!」
太、妹「はい?」
———説明中———
「なるほど。」
2人は同時に納得した。
妹「朝から変だったわけじゃないと思いますけど。」
芭「え?そうなの??」
妹「はい。僕が話しかけたら、あぁそうですね。って冷たく返されましたよ。」
太「私が、今日遅くなることを伝えていてって言ったらめんどくさいですね。って言われた。先輩なのに…」
芭「いつおかしくなったのかわかんないよ!も〜!!」
と、突然妹子が何か思い出したように手をポンと叩いた。
妹「あ!!そういえば体育の時間に曽良君には珍しく運動して足がふらついたのかな?壁に思いっきり頭ぶつけてましたよ。」
芭「え…もしかしてそれが原因?」
整理してみると記憶が失われたところというのは私に対しての態度らしい。
確かにいつも慕ってくれる生徒が私の理想だがこれが曽良君というのもきわどい…
芭「あの〜妹子くん、太子くん。曽良君なおすの手伝って…((泣」
というわけで何が何でも曽良君を元に戻すことになった。
そんなこんなでいつのまにか6人全員が部室に集まっていた。
鬼、閻←芭蕉さんから話を聞いた
鬼「どうやってなおしましょうか。」
鬼男くんが先導してしゃべり始めた
閻「えっと強いショックをあたえるとか!」
鬼「どうやってですか?」
閻「みんなでセーラー服を着r…」((グサッ
閻「す、すみません。」
妹「やっぱり無理やりですけど何か頭に強いショックをあたえるしかないですね…」
芭「そうだよね。」
すると突然奥から芭蕉先生!という声が聞こえた。
曽「芭蕉先生!早く俳句お願いします!!」
芭「あっ・・・うん。」
芭(こう言うプレッシャーのかけ方もやめて欲しい…)
芭「え…えっと。」
ちなみに私は今ものすごいスランプ中なのでいい俳句が言えるわけがない。
曽良君がこっちをみて目を輝かせている。もうやめて…。
芭「曽良くんが おかしくて 嫌だ。」←ダメ俳句
曽「・・・」
空気がものすごく重くなった。奥で聞いていた4人も固まってしまった。
するとシーンとなった部屋にカチッという何かがきりかわる音がした。
曽「芭蕉さん。」
芭「へ?」
曽良君の顔が一瞬にして鬼の顔になった。
曽「何ですか?今の句。」
芭「えっ…何って…は、俳句だよ…」
曽「このヘタ男が!!!!!!!!」
芭「ぼぉも!!!!元に戻った((ぐはっ」
妹「こうしてダメ俳句のおかげで曽良君が元に戻りました。めでたし、めでたし」
芭「え!!君が締めちゃうの!?」
一話完結編 おわり
(キャラ崩壊すみませんでしたm(__)m!!)