二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 学園日和 ( No.9 )
- 日時: 2012/04/04 16:27
- 名前: あさぎ組 (ID: SkZASf/Y)
第九幕 大波乱 (龍)
8時25分
鬼男はバスの窓の外を見ながらため息をついていた。
鬼(またよからぬことをしでかす気がする。まぁ妹子と曽良もいるし大丈夫だろう。)
一方あの4人は・・・
妹「タクシーって狭い。…てか太子!近づかないでください!!気持ち悪い!」
太「な、なんだと!」
曽「騒がないでください。うっとうしい。」
閻「たのしんでいこ————」
といつも通り騒がしかった。
11時25分
林間学校 到着
鬼「あ〜!やっとついた〜座ってるとだんだんだるくなりますね。」
芭「そうだね〜・・・あれ?」
鬼「どうしたんですか?芭蕉さん。」
芭「えっ…いや、こんなところにタクシーがあるんだなって思ってさ。」
鬼「あ〜確かに変ですけど他の学校の先生が下見にでも来てるんじゃないですか?」
芭「あ〜そうかも((笑」
と、笑いながら○○ホールへと向かった。
妹、太、閻、曽「・・・・・・・。」
太「あ〜危なかった〜。気付かれたかと思った!!」
曽「まったく、こういうときだけあのジジィは敏感だ。」
閻「鬼男くん今日に限って敏感じゃなくてよかった!!!」
妹「・・・。」
妹「閻魔先輩、昼どうするんですか?」
閻「あ、そうだった。」
妹「えぇ!?何も考えてないんですか!?」
太「いや、私にいい考えがある。」
閻、曽、妹「?」
————昼食————
芭「さ〜!!作るよカレー!!」
というわけで1日目は「みんなで作ろうカレー」でカレー作りスタート!!
グループに分かれているのだが教師なのに鬼男くんのグループのほうへ入っていった芭蕉先生。
ちなみに芭蕉先生は料理はあまりしたことがないのでただただ座って鬼男くんの作るカレーを待っていた。
邪魔したらいけないかなと思い周りのグループの見回りをしていた。
すると茂みからガサッと音がした。
芭「うっ・・・だ、誰かいるの?」
「・・・・・・・」
バッ!! 突然茂みから手が出てきた。
芭「う、ウギャァアアアアアア!!!・・・」
「〜に〜し〜ぃ」
芭「?」
「静かに〜して〜い」
芭「?」
曽「静かにしてください」
芭「ウ、ウゲェ———!?そ、曽rいでっ!!」
曽「静かにしろ!このバカジジィ!!」
芭「な、なんで君がここに!?」
周りを見渡すと他の3人もいた。
芭「!?」
わけがわからない。
太「ちょっと芭蕉さん。お願いがあるんだけど。」
妹「理由はあとで話しますから・・・」
芭「?」
鬼「あっ!芭蕉さん出来ましたよカレー・・・・?」
芭「あ、うん。」
鬼「どうしたんですか!?その頭。出血してますけど。」
芭「あーこれは曽良く・・・いやこけたんだよ。」
鬼「どんなこけ方を!?まぁいいですよ。カレー食べましょ」
鬼「あ〜おいしかった!さぁ、片付けましょう!」
芭「あっごめんちょっと待って。」
鬼「何ですか?」
芭「残りあとどれくらい?」
鬼「あと・・・あっ結構残ってますね。」
芭「あの、それ4つのお皿によそってくれない?」
鬼「え!?芭蕉さんそんなに食べるんですか!?」
この反応でもおかしくないはずだ。ちなみに芭蕉さんに頼んだお願いとは残ったカレーを4人で分けると言うものだった。
芭「た、食べるよ・・・」
鬼「・・・まぁいいですけど…。」
芭「あ、ありがとう!!」
そういって芭蕉先生はさっきの茂みへ向かった。
太「カレーうま!!さすがカレーだ!」
妹「おいしいです。ありがとうございます。芭蕉先生!!」
芭「で、君たちなにしてるの?」
閻「遊びに来ました!!」
芭「はい!?」
も〜なにがなんだかわからなくなった。
太「だって学校つまんないし〜」
曽「芭蕉さんだけ楽しむなんてストレスが溜まります。」
芭「えぇ!?なにそれストレスたまっちゃうの!?っていうか仕事だもん」
芭「・・・でも今さら戻れなんて言えないしなぁ〜」
太「というわけでもう一つお願いがあります!」
とずうずうしくも太子が芭蕉先生にお願いをした。
太「私たちの寝る場所を芭蕉さんの部屋にしてください!」
芭「はい!?」
———就寝時間———
芭(なに…この状況)
今の状況はというと芭蕉先生が1番左の布団、隣が曽良君、その隣が妹子、その隣が太子、その隣が閻魔とつらなっている。
普通の林間学校ではありえない光景だ。
今回の林間学校は波乱が巻き起こりそうだ。
芭(もうすでに波乱だよ・・・)
———その頃鬼男くんは———
寝ながら考え事をしていた。
鬼(今日の芭蕉さん変だったな…気のせいか他の4人の気配もする…)
と勘づき始めていた・・・
話が入りきらなかったので次も私です。すみません((汗