二次創作小説(映像)※倉庫ログ

続き ( No.101 )
日時: 2013/02/26 19:05
名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)

アフロディ「…」

豪炎寺「……」


あがるアフロディを見る豪炎寺。
その隙を突かれてボールはアイシーがカットしガゼルに渡った。


[ああっとォ!! ダイヤモンドダストのカウンター攻撃だァ!!]


ガゼル「私を止められるのかな! ふっ!」


ガゼルは跳びあがる。


綱海「嘗めんなァ!!」


綱海も同じように跳んだ。
だがそれが間違っていて、ガゼルは瞬時に綱海よりも下へ行って抜いた。


[綱海! フェイントでかわされた!!]


ガゼル「貰った! ふんっ!」


ノーマルシュートを撃つガゼル。
円堂はそれを止める。


[止めたァ!! 円堂ナイスセーブ!!]


円堂「…」

ガゼル「やるじゃないか。…だが、チームは噛みあってないようだ。崩すのは容易いな。」


ガゼルはそう言い残しポジションへ戻っていった。


円堂「っ……;」


豪炎寺「……」

アフロディ「……」


焦る円堂。
豪炎寺とアフロディはお互いを見合う。


.


フロストがドリブルであがる。


[雷門再び攻め込まれたァ!!]


木暮「旋風陣! はぁあっ!!」


木暮はボールを奪った。


木暮「ウッシッシ、どんなもんだい!(ガゼル「いい気になるな!」!!;」


迫ってくるガゼルに怯み、木暮は慌ててパスを出す。


綱海「おい、遠いぞ!;」


ガゼル「パスが乱れたぞ! 奪え!」


ブロウとバレンが何とかボールを受けた綱海に襲い掛かる。


綱海「…!」


綱海は2人に出来た僅かな隙間にアフロディを見つける。


綱海「へっ…丁度いいぜ。……アフロディ!」


一・土/豪「!;/…」


アフロディ「……いくよ。」


アフロディはあがり出す。


[初めてアフロディにボールが渡ったーァ!!]


マネージャー・瞳・零「……」


零以外驚いたように見る。


ガゼル「お手並み、拝見だな…!」


アイシーとドロルがアフロディを追う。


アフロディ「ヘブンズタイム!!」


周りが全て動かなくなり、アフロディは2人の間をすり抜けて指を鳴らした。


アイシー「ぅわあ!!」


2人は吹き飛ばされた。



(抜かし)



ガゼル「ノーザンインパクト!!」


[これはガゼルの必殺シュートだァ!!]


円堂「はぁああああっ!! 正義の鉄拳!!」


円堂は押し返そうとするが、シュートの威力はなかなか落ちない。
寧ろずんずんと円堂が圧されていた。


円堂「うっ…うわぁあ!!」


バシュッ!!


ボールは見事ゴールした。


木・土「!」
綱・壁「!」
アフロディ「!」
一・塔「!」

立向居「円堂さん!!」
鬼道「っ!」
豪炎寺「っ…」


瞳・マネージャー/零「…;/…」


ピピーーーッ!


[ゴーーッル!! 決められてしまったァ!!]


目・吹「…;」


[正義の鉄拳が打ち砕かれたーァ!!]


円堂「…;」


円堂は転がるボールを睨む。


ガゼル「この程度とは…がっかりだ。」


ピッピーーーッ!!


[ここで前半終了!!]


.


(抜かし)


.


バーン「互角ってのは恥ずかしいんじゃねェの?」

グラン「勝てるよね? 円堂くんに。」

ガゼル「っ…;」


2人はからかうようにガゼルにプレッシャーをかけ、それに応えるようにガゼルは肩を震わす。
ガゼルは拳をギュッと握り締めた。


ガゼル「私は負けない…ダイヤモンドダストの、名に賭けて…!」

グラン「…、…… !」


グランは微笑を止める。
バーンも何かに気付いた。


バーン「誰だ!」


コツ、と足音を鳴らして影から出てくる。


バーン「! お前…」

グラン「…キミからこっちに来るなんて、珍しいね。…雷門イレブンの副監督さん。」


出てきたのは零。
グランは茶化すように言う。


零「悪かったね、盗み聞きなんてして。でも、そっちだっていつも付け回してるんだから、御相子だろ?」

バーン「いけ好かねェ奴だな、あんたは…。“相変わらず”。」

零「結構な褒め言葉だ。」


零は微笑んだままグランに目を遣る。
グランも同じように微笑み零を見る。


グラン「この試合、どうするんだい?」

零「さぁ。たかだか副監督の僕には、試合を動かせないからな。そいつの遣り方次第だ。」


“そいつ”と零が言うと、ガゼルは肩をびくっとさせる。


グラン「わざとらしいね。そういうの、気に食わないなァ。」


グランは目を開く。
零も満足気に、愉快そうにグランと目を合わせた。


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(CM)


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