二次創作小説(映像)※倉庫ログ

続き ( No.11 )
日時: 2012/09/06 15:43
名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)

瞳子「皆!聞いて。後半の作戦を伝えるわ。…染岡君、風丸君、壁山君。貴方達はベンチに下がって。」


其々(それぞれ)を見て言う瞳子。


染・風・壁「えぇえ!!」

円堂「何だって!?」

瞳子「空いたスペースは、残りのメンバーでカバーして。宜しくね。」


瞳子はそのまま去った。


染岡「何で俺が下げられなきゃいけないんだ!!」

風丸「監督の考えが分かりません!(零「分からないんなら…」!」

零「…黙って従えばいいだけでしょ。それに理由くらい、自分の胸に手ぇ当てて聞けば分かる筈です。」


瞳子に続いて零も戻ろうとする。


鬼道「待て!」

零「……」


鬼道に振り向く。


鬼道「これじゃあ戦えない!」

零「…別に公式試合じゃないんだから、人数足りなくても戦えるのは戦える。」

鬼道「だが(零「後半、始まりますよー。」………」


零はベンチに戻った。


「「「………」」」

鬼道「たく…監督達は一体何を考えているんだ…」

土門「2人共、ホントにサッカー知ってるのかな…;」

一之瀬「っ…」


.

(抜かし)

.


???「…負けたよ。流石、日本一の雷門イレブンだ!!」

円堂「いやー…え?」

???「あたし知ってたんだ、アンタ達が、FFで優勝したチームだって。」

一部「何だって!?」

円堂「それ、どういう事…?;」

零「…此奴は、財戦総理の娘なんです。」

円堂「え…総理大臣の娘!?」


大袈裟に反応する円堂。


円堂「ていうか、知り合いだったの?;」

???「パーティーで何度かね。」


女の子は笑って円堂に答える。


???「…あたし、パパを助けたくて…宇宙人を倒すために、超強力な仲間が欲しいんだ!」

円堂「それで強引に試合を…」

???「…試すようなことして、ごめん…」

円堂「いいさ、気にするなよ!」

???「…アンタ達ならエイリア学園にも勝てるかもしれない!」


女の子は雷門イレブンに、一緒に戦って欲しいと言った。
雷門は勿論?2の願いを受け止めた。


円堂「宜しくな、財前…えっと…;」

???「クス、財前塔子!塔子って呼んでよ!」


塔子は手を差し出した。
円堂はその手を握り返し、「宜しくな!」と言って笑った。


ザ、ザザザ———


零「…!!」


零は機械音を発しているモニターに気付き、目をやった。
雷門も何だ?と言うように零に続いた。

少しの間モニターを見ていると、何やら人影のようなものが映った。


『地球の者達よ、我々は宇宙からやって来た、エイリア学園なり。』


円堂「レーゼ!」

塔子「くっ…!」

零「…」



『お前達地球人に、我等の大いなる力を示すため、この地球に降り立った。我々は野蛮な行為は望まぬ。お前達の星にある、サッカーという1つの秩序において、逆らう意味が無い事を示して見せよう!!』


円堂「くそ、彼奴等一体何処に…」


零はカチカチと携帯で何かを調べている。


零「…発信源は、奈良シカテレビです。」


.


雷門は急いで奈良シカテレビ局へ行き、屋上へあがった。
屋上には、怪しい光を放つボール、それを囲むジェミニストームの姿があった。


円堂「…っレーゼ!!」

レーゼ「………フッ。」


レーゼは振り向き、怪しげに笑った。


.


(ED)


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