二次創作小説(映像)※倉庫ログ

続き ( No.111 )
日時: 2013/02/26 19:51
名前: 名無し ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)


ピーーーッ!


[豪炎寺のキックオフで試合が始まりましたァ!]


豪炎寺はアフロディにパスし、アフロディがあがる。


アフロディ「…豪炎寺!」

豪炎寺「…一之瀬!」

一之瀬「塔子!」


[攻めあがる雷門! パスを繋いで一気にあがっていく!!]


円堂「行け行けーっ!」


吹雪「……」

零「…」


[ここでカオスがボールを奪いに来たァ!!]


ドロルが塔子を阻む。


塔子「お前なんかに取られるかよ!」


ドロルはスライディングする。
塔子はかわそうとしたが、ボールは塔子を離れる。


塔子「!;」

「「「!!」」」


[財前ボールを奪われたァ!!]


塔子「(どういうことだよ…この前はかわせたのに…!)」


ドロルがあがる。


鬼道「土門!」

土門「行かせるかァ!!」


ドロルを止めようとする土門。
だがドロルは感嘆に土門をかわす。


[ドロル! これも上手くかわしたぞォ!? そして一気にあがっていく!!]


目金「ちょっと…前と全然違うじゃないですか!」

零「向こうさんも、前よりパワーアップしてるってことっすよ。」

リカ「そんな…あれから何日も経ってへんで…?」


ドロルはあがりながら考える。


ドロル「……
(必ず勝つ! ジェネシスの称号を手に入れるためにも!)」

綱海「…っ任せろ!」


綱海がドロルを止めに行く。
ドロルは横に居たガゼルに目配せし、無言でパスした。


綱海「!?」

円堂「しまった! アイツいつの間に!」

ガゼル「今度こそ教えてあげよう。…凍てつく闇の冷たさを!」


ガゼルはシュート体勢に入る。


ガゼル「ノーザンインパクト!!」

円堂「立向居!!」


立向居「(…まだムゲン・ザ・ハンドは完成していない…。…ここは…!)
マジン・ザ・ハンド!!」


立向居はマジン・ザ・ハンドを出した。


立向居「うわっ!!」


ピーーーッ!


土・壁「!」
塔・鬼「!」
綱・円「!」


シュートは見事ゴール。


綱海「……」


綱海は誰よりも驚いていた。


[決まったー!! カオス、見事なカウンター攻撃で、あっという間に先制点!!]


土・壁「…」
塔・鬼「…」
円堂「……;」


[しかし何と言うパワー! 恐るべしノーザンインパクトの破壊力! 立向居のマジン・ザ・ハンドを、いとも簡単に吹き飛ばしたァーー!!]


立向居「…;」


立向居は顔を顰め未だ起き上がれないでいる。
バーンがガゼルの元まで歩み寄った。


ガゼル「これぞ我等の真の力。」

バーン「エイリア学園最強のチーム、カオスの実力だ。」


瞳子「(思った通り、彼等はこの試合に全てを懸けている…。…苦しい戦いになりそうね…)」

零「……」


零は左肘を突き、笑んだまま何かを探すような目でパソコンの画面を見つめていた。

雷門イレブンは立向居に駆け寄る。


円堂「立向居、大丈夫か?」


円堂と綱海で立向居を起こす。


立向居「…っ、は、はい…。…すみませんでした、止められなくて…」

円堂「気にするな。まだ試合は始まったばかりだ!」

綱海「俺達がすぐ追いついてやるからよ!」

立向居「…円堂さん……綱海さん…!」


立向居は2人を交互に見て頷いた。


鬼道「よしみんなァ!! 点を取っていくぞー!!」

「「「おー!!」」」


雷門イレブンは再び結束を強めた。


.


(抜かし)


.


綱海「ぅおおおりゃあああ!!」
壁山「ザ・ウォール!!」
木暮「旋風陣!!」


綱海は雄叫びをあげながならドロルからボールを奪う。
壁山と木暮はヒートとネッパーのシュートを阻止する。
と、ディフェンス達が活躍し始めた。


[円堂のワンプレーで流れが変わったか! 雷門、堅い守りでカオスのシュートを悉く防いでいる!]


春奈「木野先輩…!」

秋「うん…!」


一之瀬「よし、俺達も点を入れていくぞ!」

「「「おう!!」」」


FW・MFが結束する。


円堂「一之瀬!」


一之瀬は円堂からパスを受けてあがる。


リカ「ええでダーリン! そのまま一気にシュートやァ!!」


[一之瀬が一気にあがっていく!]


ガゼル「これが円堂の力……グランを惹き付けた、円堂の力か…!」

バーン「だが所詮は悪足掻き。」


ボンバ「イグナイトスティール!!」


ボンバがスライディングし、一之瀬からボールを奪った。


一之瀬「ぅわあああっ!」


それからもカオスの防御は続き、雷門もなかなか進めずに居た。


円堂「……土門っ!」


土門にボールが渡る。


土門「っ…… !」

ドロル「フローズンスティール!!」

土門「ぅわああっ!!」


土門はボールを奪われた。


[どうした雷門! ボールが繋がらないぞー!?]


鬼道「(ディフェンスラインを下げているせいで、中盤が手薄になっている…)」


またドロルがあがる。
円堂がスライディングし、ボールを奪う。


鬼道「(…だが、ここで円堂をあげては、せっかくの守りのリズムが崩れてしまう…)」


鬼道は得点表示を見る。


鬼道「(点差は10点…これ以上点をやるわけにはいかない!)」


ネッパーがあがる。


鬼道「はあっ!!」


鬼道はスライディングするもネッパーは簡単にかわす。


一之瀬「はぁああっ…フレイムダンス!!」

リカ「ナイスカットやダーリン!」


ネッパー「…はっ!」


ネッパーは少し手古摺ったようだったが、またかわす。


リカ「!!」


[一之瀬かわされたー!!]


一之瀬「そんな馬鹿な!」


[カオス、完全にボールを支配しているぞー!? 完璧な試合運びだ!!]


零がキーボードを打つ音だけで、ベンチも暗くなる。


源田「どうすりゃいいんだ…円堂があんな後ろにいたんじゃ、せっかくのデスゾーン2が使えないぜ…!」

佐久間「…打つ手なしか…」

源田「(…どうする…鬼道…)」


鬼道は走りながら考える。


鬼道「……
(本当にないのか…コイツ等に付け入る隙は…!)」


ガゼル「…見えたな、この勝負。」

バーン「俺達こそが真のジェネシスだ…!」


零「……」


零はパソコンの画面を見ながら目を細めて笑う。


円堂「はぁっ、はぁっ、はぁっ…; …っ!;」


.


(ED)


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