二次創作小説(映像)※倉庫ログ

続き ( No.26 )
日時: 2013/02/24 13:56
名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)

吹雪「…フッ。」


吹雪の口角が上がった。


染岡「うぉーらーぁっ!!」


染岡の足がボールに触れそうになった瞬間、吹雪の周囲に突風が起こった。


染岡「うぉああっ!!」

円堂「染岡!」

零「…」


染岡は弾き返される。


[何とぉ!スライディングに行った染岡を、簡単に弾き飛ばしたぁ!!]


風雪の中、オレンジ色の目が光る。


吹雪「…へへっ!」

円堂「何っ!?」


明らかに雰囲気が変わった吹雪に、驚きを隠せない円堂。


吹雪「この程度かよぉ。甘っちょろい奴等だ。」

一之瀬「!?」

塔子「彼奴…」

鬼道「雰囲気が変わった…!?」


マネージャー/瞳・零「……;/……」


荒谷「吹雪君!」

吹雪「任せとけ!いつもみてぇにバンバン点取ってやっからよ!見てな!!」


吹雪は走り出した。



(抜かし)



ピーーーッ!!


[ゴーーール!!吹雪の必殺シュートが、雷門ゴールに炸裂!!なんと!先制したのは白恋中だァアア!!]


春奈「…;」

秋「ゴッドハンドが、こんな簡単に…;」

夏未「これが“ブリザードの吹雪”…;」

瞳・零「……」


驚くマネージャー達と、あまり大きな反応を見せない瞳子と零。


円堂「凄い…止めたと思ったのに、何て破壊力…;」

吹雪「いいかよく聞け。俺がエースストライカー、吹雪士郎だ。」


振り返る吹雪。


円堂「吹雪!お前のシュート、どうしても止めたくなった!」

吹雪「出来るもんならやってみな。」


吹雪は自分のポジションに戻っていった。


円堂「…
(まだ、手がジンジンと痺れてる…。…彼奴が仲間になってくれたら…!)」


鬼道「スーパーディフェンスに、素晴らしいシュート力…噂以上のプレイヤーだ。」


染岡「どんなにシュートが凄くても、豪炎寺の代わりは居ねぇんだ…!」


染岡は、落ちているボールを拾う。


染岡「やられっ放しで堪るかぁ!!(瞳子「そこまで!」

瞳子「試合終了よ!」

染岡「何!?;」


春奈「え…ここで終わりですか?;」

瞳子「……」


染岡「このまま終わらせて堪るか…!」

秋「染岡君!;」


染岡は吹雪にボールを蹴った。

吹雪はボールを足で受け止め、高く蹴り上げた。
染岡は走り出す。


染岡「負けるわけには…いかねぇんだっ!!」

吹雪「やる気か…面白ぇっ!!」

一部「!!」


2人は同時に、逆方向からボールを蹴った。


染岡「ぅおっ…;」

円堂「染岡っ!」


染岡は吹雪に飛ばされ、転んでしまった。


吹雪「その程度か…話にならねぇ!」

染岡「くっ…;」

吹雪「こんなもんじゃ満足出来ねぇ…もっと楽しませろ!!」

塔子「…さっきのなよなよ感と、全然違う…」


零「仕方無いな…」


零は春奈にビデオカメラを渡し、フィールドへ歩いて行った。


春奈「ぇ、零君?」

零「ちょっと止めてくるー。…ケホッ。」

秋「あ、危ないわよ!」

零「へーきッス。」


零は秋達が止めているのにも構わず、薄笑いで吹雪を見た。


吹雪「ククッ…」

零「…」

吹雪「エターナr(零「いい加減にしな。」っ!?;」

一部「!?;」


そこに居る殆どの者が驚いている。
零は一瞬で、吹雪からボールを奪ったのだ。
ボールに足を乗せ腰に手を置き、吹雪を見ている。


吹雪「っ; 零、何で(零「試合終了。」……」


吹雪はそれを聞き、大人しくなった。


円堂「零、凄ぇなお前!吹雪からボールを奪うなんて!!」

零「普通っすよ普通。」


零はすぐにベンチに戻った。


風丸「…何で彼奴は、戦わないんだ…?」


風丸は零を見る。


円堂「吹雪のシュートも凄かった!!俺、お前ともっとサッカーしたいぜ!!」

吹雪「僕もだよ。」


吹雪は、試合前の大人しい吹雪になっていた。


パン、パン!


瞳子「はいそこまで!」


瞳子は手を叩いて皆を注目させた。


瞳子「吹雪君。正式に、イナズマキャラバンへの参加を要請するわ。一緒に戦ってくれるわね?」

吹雪「((コクッ いいですよ。」


こうして吹雪は雷門イレブンの一員となった。


円堂「吹雪、俺お前と一緒に、サッカーやりたい!」

吹雪「僕もさ!君となら…君達となら、思いっきりサッカーをやれそうな気がするよ。」

染岡「…」


つまらなさそうな顔をする染岡。


瞳子「雷門の新しいストライカー、誕生よ!」

吹雪「皆、宜しくね。」


吹雪はニコリと笑う。


染岡「…っ!;」

円堂「!」

秋「染岡君…;」


染岡は何処かへ走っていった。


円堂「染岡!」


円堂はそれを追いかけた。


秋「…………」


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(抜かし)

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皆は餅を食べたりストーブで温まったりしている。
零はパソコンで、エイリア学園の事を調べていた。


零「…皆、ちょっと集まりな。」
「「「?」」」


丁度、円堂と染岡も帰って来た。


零「これ、見て下さい。」


零はパソコンの向きを変え、画面を皆に見せた。
そこには破壊された学校とジェミニストームが映っていた。


『白恋中の者達よ。お前達は、我がエイリア学園に選ばれた。サッカーに応じよ!』


円堂「レーゼ…」


『断る事は出来ない。』


「「「!!」」」


『負ければ破壊が待っている。助かる道は勝利のみ!』


そこで映像は途絶えた。


吹雪「……この白恋中に…」

円堂「…エイリア学園が…やって来る…!」


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(ED)


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