二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 続き ( No.3 )
- 日時: 2012/07/27 12:46
- 名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)
円・鬼「!!」
壁山「ううう宇宙人だァ…;」
宍戸「嘘だろあれが…;」
???「…………」
校舎の一番上に立つ少年が口を開いた。
???「我々は、遠き星“エイリア”よりこの星に舞い降りた、星の使徒である。我々はこの星の秩序に従い、自らの力を示すと決めた。その秩序とは…」
少年は足元にある黒いサッカーボールを蹴り上げ、自分の手に収めた。
???「サッカー。」
少年は右側の少女にボールを投げる。少女は足で軽くトラップし、ドリブルした。
???「サッカーは、お前達の星において、戦いで勝利者を決めるための“手段”である。サッカーを知る者に伝えよ。」
少女はもう1人の大きな図体の少年にパスをした。
???「サッカーにおいて我々を倒さぬ限り、この地球に…」
少年はボールを足で止め、言った。
???「存在出来なくなるであろう。」
円堂「だから!!」
円堂の声に、少年は反応した。
円堂「だからイナズマイレブンのおじさん達と戦ったって言うのか…。だったら次は……」
円堂は俯いて震えていた。怒っているんだろう。
次の瞬間、顔を上げて言った。
円堂「俺達と勝負だ!!」
少年は円堂を嘲笑うかのように言った。
???「見よ。この学校は既に崩れ去った。」
円堂「!!」
円堂は辺りを見渡した。
瞳に映っているのはボロボロの校舎だけ。
???「即ち、勝負が終わった証。…尤も、あれが勝負と言えるものならな…」
少年は不気味に笑った。円堂は少年を睨んだ。
染岡「宇宙人だろうが何だろうが、学校ぶっ壊されて黙ってられっか!!」
円堂「染岡…」
染岡「へへっ…」
円堂の元に皆が集まる。
円堂「皆…。見せてやろうぜ、俺達のサッカー!!」
雷門「おぅ!!」
???「その必要は…無い。」
少年がボールを軽く回転させると、ボールは忽ち光りだし、浮いた。
光が充分に集まると、少年はそっと、円堂に向かってボールを蹴った。
円堂「マジン…z!!」
技名を言う間も無く、ボールは速かった。そのあまりの勢いの強さで起きた突風に雷門イレブンは巻き込まれる。
だがどんどん近づいてくるボールは勢いを増し、円堂は弾く事が精一杯だった。
.
(CM)
.