二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第42話「激闘!最凶イプシロン!!」 ( No.64 )
日時: 2013/02/25 19:42
名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)

「「「………」」」


電器店の前には、人集りが出来ている。
その中には響木も居た。


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雷門「……」


雷門中地下室でも、理事長が雷門イレブンとイプシロンの戦いの様子を見ている。


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財前「……」


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ナニワランドのモニター前でも、客が集まっている。


リカママ「アカンなァ、さっぱり売れへん。」

博美「試合に釘付けでだーれも来ィへんわァ…」

道子「これやったら、手伝いいらへんなァ…」

玲華「リカ、頑張ってるかなァ…」

リカママ「ふぁあ…」


モニターの方から歓声が上がる。


リカママ・博・道・玲「?」


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円堂「っ…」


円堂はシュートを防ぐ。

リカがシュートする。
デザームが止める。

一之瀬はスオームにボールを奪われる。
クリプトは風丸をかわす。
マキュアは栗松からボールを奪う。


[白熱の雷門中対イプシロン!両チーム1歩も譲らない!行き詰る攻防が続いている!]


バシュッ!


円堂はジャンプして両手で、デザームは片手で軽々とシュートを止める。
スコアは未だ0−0。

鬼道にボールが渡り、敵陣に攻め込んでいく。


円堂「よし!チャンスだ、攻めろ!」

鬼道「一之瀬ェ!」

鬼・一「ツインブースト!!」

デザーム「((ニヤ」


デザームは片腕でシュートを弾き返した。


鬼・一「っ…」


ケイソンにパスされる。


吹雪「らァアっ!」

ケイソン「何っ!」


ケイソンに出されるはずだったボールは吹雪がカットして奪った。


吹雪「エターナルブリザード…うるァァァアアアアっ!!」


シュートが放たれる。


吹雪「(行けっ…!)」


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(OP・抜かし)



[円堂止めたァっ!両チーム共譲らない!手に汗握る攻防だーぁ!!]


円堂「……」

秋「!」

甲子「((コクコク」

瞳・零「……」


何かに気付く秋。
頷く甲子。
何かを考えている瞳子と、相変わらず薄笑いの零。


土門「ナイスセーブ!いい反応だったぞ!」

円堂「! …そういえば…いつもと感じが違ってた…」


掌を見つめる円堂。


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(抜かし・CM)


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続き ( No.65 )
日時: 2013/02/25 19:57
名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)

円堂はボールと木暮を止めきれず、ゴールネットに突き刺さった。


デザーム「((ニヤ」
鬼・風「!」
吹雪「!」


ピーーーッ!


[ゴーーール!!雷門、イプシロンに先取点を奪われたァ!!]


木暮は数歩歩いて崩れ落ちた。


木暮「…どうしよう…俺のせいで……ひっ!」


木暮の肩に円堂が手を置く。


円堂「時間はまだあるぞ。気にすんな!」

木暮「! ……」

円堂「走り続ければ何とかなる!」


木暮にそう言うと、円堂は体を起こして皆に呼びかけた。


円堂「さァ、ここからだ!気持ちを切り替えていくぞ!」

「「「おう!」」」

木暮「(…キャプテン…)」


秋「そうよ…これが円堂君の強さ。」

夏未「彼は負ける事なんて考えなかった。今までの試合で、1度も。」

瞳子「……」

零「……」


瞳子は満足気に微笑み、零は相変わらずの薄笑いだった。


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(試合終了まで抜かし)

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肩にタオルをかけた風丸が座り込む。


風丸「…勝てなかった…これだけ頑張ったのに…(零「ん。」!」


零はドリンクを風丸の前にぶら下げるように持っている。
いつも通りの笑みで目を伏せている。


零「一歩前進、じゃないですか?」


風丸を見下げる零を、風丸はじっと見ている。


風丸「…(円堂「零の言う通りだ!」

円堂「引き分けなんて、凄いじゃないか!」

木暮「そうか、この前はコテンパンだったんだ…」

塔子「あたし達、強くなったんだな!」

壁山「何か、勝てそうな気がしてきたッス!」

栗松「俺もでヤンス!」

土門「オイオイ単純だな…」


やる気を出す2人に呆れる土門。


零「…いらないんすか?」

風丸「あ、ありがと…」


零から焦って苦笑しながらドリンクを受け取る風丸。


鬼道「答えはシンプルさ。互角に戦えるならば、勝利の確立は50%。相手から1%を奪い取れば勝てる。」

春奈「お兄ちゃん…何かキャプテンに似てきた!」

鬼道「…」


リカ「暇になるんはもうちょい先!ハネムーンはお預けやなァダーリン…」

一之瀬「あ、あははははは…」

甲子「((コクコク」


瞳子「今日は同点に追いつけたけど、でも気を緩めないで。試合に勝利しない限り、エイリア学園はまた現れるわ。」

円堂「よーし!次は勝つぞー!」

「「「おう!!」」」


零「ふぅ。……」


零は短く息を吐き、吹雪が去った方向を見ていた。


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(抜かし)

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.

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円堂「…っはーーっ…。やっぱレベル最大の特訓は効くなァ…」


床に倒れる円堂に、鬼道が歩み寄る。


鬼道「少し飛ばしすぎじゃないのか?」

円堂「ヘヘッ…まだ、イプシロンとの決着はついてないからな。奴等から雷門のゴールを守るには、俺がもっともっと、強くらなきゃ!」

鬼道「……」


鬼道は黙って微笑んだ。


ガラッ


地下室の扉が開き、誰かが入ってきた。


零「…」

円堂「あ、零!どうしたんだ?地下にはあんまり来ないのに…」


零は辺りを見渡す。


零「監督、知りませんか?」

鬼道「此処には居ないが。何か用でもあったのか?」

零「次の行き先が決まったから、知らせようと思って。」

円堂「おっ、何処なんだ!?」


円堂がガバッと起き上がる。


零「福岡の陽花戸中学で、円堂大介のものだと思われるノートが見つかったらしいんスよ。」

円堂「え!じいちゃんの、ノート…?」


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(ED)


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次回予告 ( No.66 )
日時: 2012/06/05 20:29
名前: 世梨果 ◆t4bgREaztQ (ID: ekp2OEpi)


イナズマキャラバン福岡へ!!

じいちゃんのノートはもう一冊あったんだ!

福岡の陽花戸中に向かった俺達を待っていたのは、なんと、ゴッドハンドをマスターした選手だった!



次回イナズマイレブン、

「じいちゃんの究極奥義!」

これが超次元サッカーだ!!



キャプテン、今日の格言!

「走り続ければ、必ずなんとかなる!」

以上!!





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大阪編は個人的に風零祭りでした(笑)