二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ボカロ 〜罰ゲーム〜リク曲募集中ですっ!! ( No.120 )
日時: 2012/10/01 21:43
名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: BdPlSccL)

ー番外編ー


「...もういい..世界を動かす人とか糸の先には誰がいるとか...僕の負けは決定なんだから」
「あら、案外素直なんだね〜ミクさんって!!」
「...お前、言葉遣い変わってないか?」
「あんなの営業用だもん!ミクさんの営業用スマイルと一緒だよ!!」
「なんだよそれ...」

へへ、私やっぱりこの人気に入っちゃった!!!

「それで?罰ゲームはなんだ?いっとくけど3回回ってワンとかはやめろよな」
あれれ、ばれてるじゃん
一度でいいから見てみたかったのにさ、ちぇっ

「ん〜、どうしよっかな〜」
一週間私の言う事聞くとか?
いや、この人は上級生だしそれは無理か...
ああ〜せめて同じクラスだったら...


「ん!ひらめいた!」
「なんだ?はやくしろよ...」
ミクさんはうんざり顔
そんなに罰ゲームが嫌なのかな...

「私たち、友達になりましょう!!」
「はあ!?何言ってるんだよ!!ってか、なんでいきなり敬語...」
「だ、だめなの?負けたんでしょ?」

営業用の涙と顔を出す
これでミクさんもイチコロだろう

「う...わ、わかったよ///なればいいんだろ!なれば!一応僕が勝負で負けたんだからな!!べ、別に嬉しいとか思ってないし!!罰ゲームだから仕方ないんだよ!!」
ふ〜ん、この人って意外にツンデレなんだ...



「それでは、家に帰りましょう!もうこんな時間ですよ!」
時計を見るともうお昼を過ぎてる
朝学校に来たのにこんなに時間が...

「お前なぁ...いきなり敬語に変わったりするのやめてくれないか?」
「だって一応ミクさんは上級生だし...あ、じゃあタメでいいんだねっ!やったあ!!」
「おいおい、そんなこと言ってねぇし...」

そう言いながらも、ミクさんの顔はこころなしか少し赤かった


「また、機会があったら勝負しようね!今度はちゃんと3回回ってワン!って言ってね!!」
「もうやらない!!」

そう言って39は駆け出していった




明日からの楽しみが増えたな









私は、前と少し性格が変わってるのに気づいた
あれ?私ってこんなに明るかったっけ?
学校を楽しみにしてたっけ?
それに第一、こんな話し方だっけ?


...もしかしてミクさんと勝負した事で変わったの?
だとしたら、ミクさんに御礼を言わないとね




「ミクさん、ありがとね」



そう言って、私は学校の校門をあとにした