二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ボカロ 〜カゲロウデイズ〜 ( No.41 )
日時: 2012/05/11 23:55
名前: ゆりかん (ID: vBQZrbVQ)

〜第4章〜

今日もいつもと変わらない朝
12時過ぎに起きてボートしているときにリンがやってくる
そしてクロもつれて二人で一緒に公園に行く

二人で話しているときにクロが飛び出してリンが追いかける
一番最初に体験した、同じことだ

「でもさぁ、やっぱ夏は嫌いだな...」
「なんでだ?」
「え....だって...」

ここでクロがタイミングよく飛び出す、と思ったら

違った

「いつも思い出すんだ、夏になると...昔からそうなんだけど悲しい出来事を」

え?今の言葉.....は初めて聞く...

「悲しいできごと?」
俺はあわてて聞いた
そのとき、タイミングがいいのか悪いのか、クロがリンの膝から道路の方へ飛び出してしまった

「あっ!!クロ!!!そっちに行っちゃ危ないよ!!!」
リンがあわてて飛び出す

前の俺.....だったら慌てて追いかけるだろう
でも、もう今日は違う
リンを救うために




俺が犠牲に......





そのときトラックが飛び込んできた
そして俺は....クロを抱えたリンをぱっと押しのけて道路へと飛び込んだ

その瞬間トラックにぶちあたった

俺の血がぱっと飛び散った
体が倒れ込むと同時にリンの瞳とカゲロウが目に映った

リンの方は驚いている、というより唖然している
そん口元が悲しげに下がったのは見間違いだろうか...

そして、カゲロウの方はくやしそうな顔をしている
そんなカゲロウにむかって俺は
「ざまぁみろよ」
って笑ってやった

これでも、リンも救えるし万々歳だ


薄れていく記憶の仲俺は考えていた
リンは、なんで夏が嫌いんなんだろうーーーー?

結局、答えは聞けなかったけどいいっか


こんなことは夏によくありえる
そんな何かがここで終わった







はっと目を覚ましたら8月15日だった

この日は...そう、忘れちゃ行けないレンが私を救った日
一番最初、私が車にひかれ死ぬはずだった
けどレンがそれを変えた

なんで、未来に進めなかったんだろう?

「またダメだったよ...またレンのことを救えなかった...いつも笑いながら自動車に飛び込んでいちゃう...」

私はクロにそう話しかけた
でもクロ何も反応を示してくれない


「私、だから夏が嫌いなんだよ...ずっと昔に、レンに命を救われたのが夏だったから...夏が来るといつもレンが死んだ日のことを思い出しちゃうから...」

「リン!!公園に行かないか?夏休みが終わっちゃうぞ〜」

そのとき、レンが部屋に入ってきた

「......いいよ、レン」


次は、私が助ける番だからね、レン........

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カゲロウデイズ、思ったより早めに終わりました!!
少し、分からない部分もあると思うので次に解釈(?)
をのせてみたいと思います!!