二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: イナGO天国から聞こえる〜出逢うべき双子〜イラストが見れます ( No.167 )
日時: 2012/07/09 21:27
名前: 冬ノ華 神ノ音 ◆Ui8SfUmIUc (ID: kk/uEs2u)
参照: http://mb1.net4u.org/bbs/kakiko01/image/439jpg.html


 此処は拓人の自室。いるのは拓人と恵。
 何やら話しているようだ。
 「君はさ、僕がここに来た意味がわかっているわけ!?」
 「済まない…これから気をつけるよ」
 そう言う拓人は微笑みながら紅茶を恵に手渡す。 
 「有難う…あの人は、レジーナは何を望んでいると思う?」
 唐突にそんなことを聞かれ、少し戸惑う。が、静かに目を伏せこう言い放った。
 
 「狩人(俺ら)の滅亡———だろう」
 「気づいていたのか…拓人くん」
 恵の問に「ああ」と短く答える。
 「薄々だった。けれど、つい最近の行動で解った。彼奴は本当に狩人を滅亡させる気だって」
 ぐっと拳を握り、辛そうに目を伏せる拓人。恵は肩をすくめ、紅茶を口に含む。
 「まぁ、僕の知っていることは全て話した。あとはレジーナが気づかないように此処にいるぐらいかな」
 「それだけで十分さ」
 
 

 
 +++++

 
 
 「さァ〜て、恵珠は役に立ちませんしィあの子をそろそろ使いましょうかねェ〜。
  
  
 
        出てきなさい。一郎太」
 
 
 
 「はい」
 
 
 
 そこにいたのは、青色の髪で赤い目で薄い笑みを浮かべた風丸一郎太だった—————

  


  
 
 「貴方が彼奴を殺すのよ。いい?」
 「女王様の仰せのままに———」



 
 
 本当の悪とはなんですか?