二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- からくり卍ばーすと ( No.31 )
- 日時: 2012/06/30 17:05
- 名前: 月森和葉 (ID: Lx/gxvCx)
冥瑚が椅子から立ち上がった。
「戒兎!今から上に話しつけに行く。途中までで良いからついてきて」
そう言って、上着の裾を翻して歩いて行く。
ああ、これが本当の冥瑚だ。
親友やその子供達を亡くしてから、ずっと塞いでいた彼女がまた動き出したのだ。
これから、この街がどう変わっていくのか、戒兎は楽しみだった。
- Re: からくり卍ばーすと ( No.32 )
- 日時: 2012/06/30 18:22
- 名前: 玲於奈 (ID: w1dOosot)
- 参照: http://kagamine hasuzu
なんか恋愛系になってきたーっっ
めっちゃつづきがきになるぅーーーーっ
- からくり卍ばーすと ( No.33 )
- 日時: 2012/06/30 22:27
- 名前: 月森和葉 (ID: Lx/gxvCx)
ど、どうしよう……。
友人からのリクで特に何も考えずに書いてたらこうなりました。
ほんっとこの先の展開とかなんっにも考えてないんですよ。
明日は一日フリーなのでパソコンの前に居座ろうと思っています(`・ω・´)
- Re: からくり卍ばーすと ( No.34 )
- 日時: 2012/07/01 07:56
- 名前: 玲於奈 (ID: w1dOosot)
- 参照: http://kagamine hasuzu
頑張れ★
楽しみにしてるよぉ(今日は遊びにいくのでいませんが。。。)
めっちゃ面白い★ミ
- からくり卍ばーすと ( No.35 )
- 日時: 2012/07/01 15:11
- 名前: 月森和葉 (ID: Lx/gxvCx)
それから、冥瑚は精力的に上の人々に口出ししていった。
それはとても郷に入った仕草で、冥瑚はどんどん出世していった。
戒兎は、いつもそれを影から支えていた。
「ああもう!なんであいつは…!」
「どうした?冥ちゃん」
戒兎が紅茶を淹れ、冥瑚の前に置き、自分もカップを持って横に座った。
「仕事で嫌なことがあったら、全部俺に吐き出して良いんだよ。誰かに言った方がすっきりするから」
「うん……」
冥瑚はカップに口を付けた。
「…!おいしい。どうしたの?これ」
「お店の人に美味しいの下さいって言って買ってきた」
「それだけ?」
「それだけ」
少し見つめ合った後、途端に冥瑚が吹き出した。
ひとしきり笑って、溜め息を吐いた。
「あー…、あんたと居ると気が抜ける」
「それって誉めてるの?」
戒兎があんまり真面目に問いかけてくるものだから、冥瑚はまた笑い出した。
「誉めてるの」
眼の端に滲んだ涙を拭って言った。
それを戒兎が優しげな笑みを湛えて見ていた。
組織での冥瑚のチームは解散した。
蓮が死に、瑠華も行方不明になった今、二人でチームを持続させることは厳しい。
それにより、冥瑚と戒兎は政治部に介入することになった。
「え、じゃあ蓮と瑠華の前ではカッコつけてたって言うの?」
「だって、こんな俺だったら先輩っぽく見えないだろう?」
「…そりゃあ見えないわ」
「でしょう?」
冥瑚も昔のように戻り、まるで高校生の頃に戻ったようだった。ただ、そこに魅玖琉が居ないだけで。
- からくり卍ばーすと ( No.36 )
- 日時: 2012/07/04 17:22
- 名前: 月森和葉 (ID: Lx/gxvCx)
エロいので叫んでいた友人には怒られましたが、本文の感想を聞いたら、笑み崩れて「続き書いて」と言われました。
なんなんだあいつは。
戒兎が、不意に立ち上がって鞄を持ってきた。
そして、鞄の中から綺麗に包まれた小箱を取り出した。
「開けて、冥ちゃん」
不思議に思いながらも冥瑚が包装を解くと、中には天鵞絨張りの箱が入っていた。
「開けて」
戒兎が自分を真っ直ぐに見据えているので、冥瑚も普通に箱を開けた。
「……!」
小さな箱に収まっていたのは、銀の環に、紅い宝石を設えた指輪だった。
「君に、受け取って欲しいんだ」
戸惑い、戒兎と紅い指輪を交互に見る。
「……本気?」
「冗談だったらそんなの渡さない」
「………」
冥瑚はまた黙り込んで手に持った箱を見た。
中には丁寧に磨かれた紅い宝石がきらきらと輝いている。
そして、ようやく口を開いた。
「…今は、これは受け取れない」
昔から彼のことが好きだった。
彼の口からその言葉を聞くのが怖くて、いつも逃げてきた。
でも、今日は逃げない。
「私が、これを受け取るに相応しい人間になったら、その時は正々堂々と受け止めたい。…それじゃあ、駄目?」
すると戒兎は以外にも、厳しい表情を解いて、いつもの優しげな微笑に戻った。
「君ならそう言うと思ってた。でも、俺も君に相応しいとは思えないんだ」
そう、今の冥瑚は、組織の政治部の重要な人物だ。
それに変わって、戒兎はただのマネージャー。
これでは立場的にも釣り合うはずもない。
「それはいいの。人間として、私があんたに釣り合うように、相応しいように、なりたいの。だから、それまで、待っててくれると嬉しい」
冥瑚が手を差し出した。
戒兎もその手を受け止めて、微笑んだ。
「待っているに決まってるじゃないか。俺は、一生君の傍に着くように言われて、君の元へ来たのだから」
- Re: からくり卍ばーすと ( No.37 )
- 日時: 2012/07/06 23:59
- 名前: 美璃夜 (ID: E0cJIekf)
ここで紹介された『素敵』な友人こと美璃夜です
なんなんだあいつは。
といわれるのは不本意ですww
明日電話でもしてこってりと…(ニコッ)
長年の友人である月森さんは私の所に来てくださり、喜びで舞い上がってしまうようなコメントを言ってくださいます。
私なんかにもったいない…月森和葉と書いて神と読む
なんてことを考えている今日この頃ですw
- からくり卍ばーすと ( No.38 )
- 日時: 2012/07/07 09:06
- 名前: 月森和葉 (ID: Lx/gxvCx)
あの…nじゃなくて美璃夜さん、怖いので脅迫電話はやめて頂けますか…。
お前本当に怖いからやめてよ!
この前ノートの1ページに細かい字がびっしりと書かれて、しかもそれが私に対する抗議文っていうね。
抗議じゃなくて既に呪いの言葉だよ。
なんなんだよ、「敵は月森和葉にあり」って!
明智か!?それとも謀反でも犯すのか!?
続き書くから許してよ。
こんなの俺の本意じゃない!
本意じゃないんだー!
と叫びつつ喜んで書く。
- Re: からくり卍ばーすと ( No.39 )
- 日時: 2012/07/07 14:12
- 名前: 美璃夜 (ID: E0cJIekf)
- 参照: おそようございますw
フフ…ゆるそっかなぁ…
フフ…
- からくり卍ばーすと ( No.40 )
- 日時: 2012/07/07 22:15
- 名前: 月森和葉 (ID: Lx/gxvCx)
冥瑚は、遂に組織の幹部へ成り上がった。
表と裏の両組織を繋げる大事な役割である。
それは会長の孫であるという事実を無しにしても、とてつもない業績だった。
そして、役員交代の顔合わせの時、皆が同じことを考えていた。
女の細腕でそこまで成り上がるとは、どんな遣り手婆かよくても中年の太った女性か、どちらかだろうと。
しかし、目の前に出てきた冥瑚が、皆の予想を想像以上に裏切る美姫だったので、会場にいた全員が唖然として舞台の上を見つめていた。
冥瑚は軽く会釈すると、顔合わせが終わるとさっさと会場を出て行った。
皆がそれを唖然と見送る中で、扉の向こうで冥瑚を待つ影があった。
冥瑚はそれに何の抵抗もなく腕を絡め、親しげに微笑みながら会場を後にした。
男は、蒼い髪に優しい瞳を持った男だった。
「で、受け取ってくれるよね?」
「…どうしようかな」
「えぇっ!?」
「冗談よ」
「へっ!?」
「馬鹿ね」
